島口のことわざ集(テーキ話)
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あ
あさちゃぬとうとや みちゅぬさきかちぬ がんなるん
朝茶ぬ尊や 三年ぬ先かちぬ 願なるん
朝一ぱいのお茶をいただくことは、三年先への願いになる。朝、先祖の霊にお茶をお供えしたり、「尊がなし」とお茶を押し頂く風習=落ち着きのない生活を戒め、深い思慮に立って着実に事に当たる生活態度を身に着けたいもの。
朝一ぱいのお茶をいただくことは、三年先への願いになる。朝、先祖の霊にお茶をお供えしたり、「尊がなし」とお茶を押し頂く風習=落ち着きのない生活を戒め、深い思慮に立って着実に事に当たる生活態度を身に着けたいもの。
あんち おごるな ねんち くやむな
有んち 奢るな 無んち 悔むな
財産や権力があると思っておごり高ぶるな。また、無いからといって悔むことはない。栄枯盛衰はこの世の常。有んち たばかいな 無んち 泣きな:貧乏を悲しまず、前向きに生きる。
財産や権力があると思っておごり高ぶるな。また、無いからといって悔むことはない。栄枯盛衰はこの世の常。有んち たばかいな 無んち 泣きな:貧乏を悲しまず、前向きに生きる。
い
いんぬくゎなや ちきゅむんぬ うらん
犬ぬ子なや 憑きゅむんぬ 居らん
犬の子に憑く悪霊はいない」=犬はムンヌキ(悪霊払い)になるという。生まれたばかりの赤子を初めて屋外に連れ出すときは、『インヌックワ、インヌックワ(犬の子)』と言いながらヘグロ(ナベ底のすす?)を赤子の額にこすりつけ、赤子を犬の子に擬する儀礼を行なう習俗があった。
犬の子に憑く悪霊はいない」=犬はムンヌキ(悪霊払い)になるという。生まれたばかりの赤子を初めて屋外に連れ出すときは、『インヌックワ、インヌックワ(犬の子)』と言いながらヘグロ(ナベ底のすす?)を赤子の額にこすりつけ、赤子を犬の子に擬する儀礼を行なう習俗があった。
いんやみきゃ やしのーてぃか さんねん、にゃうやさんねんちかのーてぃま みきゃ
犬や三日 養のーてぃか 三年、猫や三年飼のーてぃま 三日
犬は三日養えば三年報いるが、猫は三年飼っても三日。犬猫の恩義の度合いを言ったもの。われわれ人間ともあろうものは、他人から受けた恩はわずかなことでも忘れてはならない。
犬は三日養えば三年報いるが、猫は三年飼っても三日。犬猫の恩義の度合いを言ったもの。われわれ人間ともあろうものは、他人から受けた恩はわずかなことでも忘れてはならない。
う
うじうばや うやぬ かたわり
うじうば(叔父・伯父、叔母・伯母)や 親ぬ 片割り
おじやおばは、親と同様に大事である。同義語に「うじうばぬ頭や死じま上どぅなるん」があり、共におじおばの存在の大きさを言っている。
おじやおばは、親と同様に大事である。同義語に「うじうばぬ頭や死じま上どぅなるん」があり、共におじおばの存在の大きさを言っている。
うなんどぅれ
牝牛凪れ
「旧六月のべた凪の海の状況」※大島に売った牝の子牛が、母牛恋しさのあまり六月の波静かな海を独力で泳ぎ渡り、また元の徳之島へ戻ってきたので、それ以来「ウナンドレ」と呼ぶようになったのだという。
「旧六月のべた凪の海の状況」※大島に売った牝の子牛が、母牛恋しさのあまり六月の波静かな海を独力で泳ぎ渡り、また元の徳之島へ戻ってきたので、それ以来「ウナンドレ」と呼ぶようになったのだという。
うぶぃや むぇかちどぅ うらるん
指や 前かちどぅ 折らるん
指は掌の方にしか曲げられない」。道理に反した考えや行いをしてはならない、という戒め。一般的に、いざという時には親兄弟や親せきの事を優先して考えるという意味で言われるテーキ。
指は掌の方にしか曲げられない」。道理に反した考えや行いをしてはならない、という戒め。一般的に、いざという時には親兄弟や親せきの事を優先して考えるという意味で言われるテーキ。
うやこうこうしから からうすじから むぃじぬ いじるん
親孝行しから 乾丘から 水ぬ 出るん
親孝行したら、小高い丘の上からでも水が出る」。不可能だと思えることが可能になるの意。親を大事にすれば神の加護があるということである。
親孝行したら、小高い丘の上からでも水が出る」。不可能だと思えることが可能になるの意。親を大事にすれば神の加護があるということである。
え
お
が
か
かい(かん)ぬふた かんばんうちや ちゅぅ わろいな
土(棺)ぬ蓋 覆んうちや 人 笑いな
棺桶に入って土で覆われるまでは、人を馬鹿にしてはならない」。人生における良い悪いは一概には言えない。だから、他人のことをいろいろ取り上げて悪口を言ったり、避難したりするものではないという戒め。
棺桶に入って土で覆われるまでは、人を馬鹿にしてはならない」。人生における良い悪いは一概には言えない。だから、他人のことをいろいろ取り上げて悪口を言ったり、避難したりするものではないという戒め。
かなあん とぅじゅとぅや からうすじな たたるい = とぅじゅとぅそろてぃか からうすじなま すだちゅん
愛あん 夫婦や 丘上な 立たるい = 夫婦揃てぃか 乾丘なま 育ちゅん
仲の良い夫婦は、どんな場所にも 幸せな家が建てられる」。愛し合っている夫婦は、風当たりの強い場所(どんなに生活しにくいところ)でも暮らしていける。=夫婦が協力し合えば 水のない丘の上でも生活することができる」
仲の良い夫婦は、どんな場所にも 幸せな家が建てられる」。愛し合っている夫婦は、風当たりの強い場所(どんなに生活しにくいところ)でも暮らしていける。=夫婦が協力し合えば 水のない丘の上でも生活することができる」
かなしぐゎや うしゅにむませ = 「かなーんくゎぬぃうぅやちょ」 =かなあんくゎや ちゅうねぃむませ
可愛子や 潮に揉ませ = 「可愛子ぬぃ大灸」 =可愛あん子や 他人ねぃ揉ませ
子供を愛しているなら甘やかさないで、つらいことも経験させる方が良い。=「可愛い子には旅をさせよ」
子供を愛しているなら甘やかさないで、つらいことも経験させる方が良い。=「可愛い子には旅をさせよ」
き
ききんどぅしや やまぬぶい いかんご こーぐだい いきゅむん
飢饉年や 山上い 行かんご 川下い 行きゅむん
飢饉の年に食べ物を求める時は、山へは行かずに川を下った方がよい。山より海の方が食糧が得られやすい。
飢饉の年に食べ物を求める時は、山へは行かずに川を下った方がよい。山より海の方が食糧が得られやすい。
きゅうや ちゅうぬうぃ あちゃや どぅぬうぃ
今日や 他人ぬ上 明日や 自分ぬ上
人生の中で生じる様々な事は、今日は他人事であっても、明日は自分の事になるかも知れない。だから、人の悪口や嘲笑うような事をしてはならない。
人生の中で生じる様々な事は、今日は他人事であっても、明日は自分の事になるかも知れない。だから、人の悪口や嘲笑うような事をしてはならない。
きょうでやたにんぬはじまい
兄弟や他人ぬ始まい
兄弟は他人の始まりである」。親しい間柄であっても、生活のけじめはしっかりつけた方がよい。反語的に「だからこそ日頃から心がけて、他人の始まりと言われないように仲良くせよ」ということで使われる。
兄弟は他人の始まりである」。親しい間柄であっても、生活のけじめはしっかりつけた方がよい。反語的に「だからこそ日頃から心がけて、他人の始まりと言われないように仲良くせよ」ということで使われる。
く
ぐ
ぐしゃくぬ からだま いっすんぬ しびゃに ぬまるい
五尺ぬ 体ま 一寸ぬ 舌に 呑まるい
人の口(舌)こそ 恐いものはない。言葉は時として魔物にもなる。ものの言い方によって、わが身を滅ぼすことがあるから気をつけなさい。
人の口(舌)こそ 恐いものはない。言葉は時として魔物にもなる。ものの言い方によって、わが身を滅ぼすことがあるから気をつけなさい。
く
くとぅばや じんかね いらん(くい くとばな じんかね いらん)
言葉や 銭金 いらん(声 言葉な 銭金 いらん)
挨拶することは銭金のかかることではないので、他人と出会う時は必ず声をかけなさい。日常のあいさつの大切。人間関係を深めていく上で言葉の持つ大事さも言っている。お互いが表情豊かに言葉を交わしあうことは、明るい社会づくりの基本にもなる。即実践を心掛けたいことである。
挨拶することは銭金のかかることではないので、他人と出会う時は必ず声をかけなさい。日常のあいさつの大切。人間関係を深めていく上で言葉の持つ大事さも言っている。お互いが表情豊かに言葉を交わしあうことは、明るい社会づくりの基本にもなる。即実践を心掛けたいことである。
くゎーなち うやかなあ おもるい(くゎーなち うやぬくとぅおもい)
子産ち 親愛あ 思るい(子産ち 親ぬ事思い)
自分が子供を持って初めて、親の気持ちがわかる。その立場になって物事を考えることの大事さをも言っている。親を大事にせよとの事。
自分が子供を持って初めて、親の気持ちがわかる。その立場になって物事を考えることの大事さをも言っている。親を大事にせよとの事。
さ
さんかちゅぬ きむとぅいぐさ
現世人ぬ 肝取い難さ
世の中で一番むつかしいのは、人々の心をそろえることである。十人十様の考えがあるのが世の中であるが、「何か事をなそうという時に人の気持ちはなかなかにそろえにくいもの。という前提に立つ必要があるという戒め。
世の中で一番むつかしいのは、人々の心をそろえることである。十人十様の考えがあるのが世の中であるが、「何か事をなそうという時に人の気持ちはなかなかにそろえにくいもの。という前提に立つ必要があるという戒め。
し
しがたしや かまらん かいなしどぅ かまるん
姿しや 食まらん 腕しどぅ 食まるん
姿形振りだけ飾って歩いても、腕をふるって働かなければ食ってはいけない。生活をより良くしていく本質的に大事なものは、額に汗して働くことだと言っている。
姿形振りだけ飾って歩いても、腕をふるって働かなければ食ってはいけない。生活をより良くしていく本質的に大事なものは、額に汗して働くことだと言っている。
しちやむぃじぐるま ちきやはしりま
節や水車 月や走馬
時節は水車のように一定の早さでぐるぐる巡っているのものであるが、一日とか一か月という時間が過ぎていくのは、馬が目の前を走り去るほどに早いものである。本来は、時の過ぎ去ることの早さと、それの伴わぬ人の営みを戒めて言っているが、苦しい時があれば楽しい時もあるという世の中の有為転変を言う場合も多い。=「節やぐりぐり浮世や水車」
時節は水車のように一定の早さでぐるぐる巡っているのものであるが、一日とか一か月という時間が過ぎていくのは、馬が目の前を走り去るほどに早いものである。本来は、時の過ぎ去ることの早さと、それの伴わぬ人の営みを戒めて言っているが、苦しい時があれば楽しい時もあるという世の中の有為転変を言う場合も多い。=「節やぐりぐり浮世や水車」
じ
し
せ
た
ち
ちゅーぬ あんくしいいな ねんくしいぇ
他人ぬ 有ん癖言いな 無ん癖言ぇ
他人の癖は決して言ってはならない」。他人のない癖は言っても軽い冗談として片付けられるが、有る癖を言うのは相手を傷つけかねないから控えるべきだ。
他人の癖は決して言ってはならない」。他人のない癖は言っても軽い冗談として片付けられるが、有る癖を言うのは相手を傷つけかねないから控えるべきだ。
ちゅうぬくゎ かなあしゃんゆか ふぅみちされれ
他人ぬ子 可愛しゃんゆか 大道されれ
他人の子供を可愛がるよりも皆が通う道を掃除せよ。他人の子どもをかわいがる必要はないと言っているのではなく個人的な感情よりも公に尽くす心がけが大事であるとの意。
他人の子供を可愛がるよりも皆が通う道を掃除せよ。他人の子どもをかわいがる必要はないと言っているのではなく個人的な感情よりも公に尽くす心がけが大事であるとの意。
ちゅぬきむや びらばなちんばるん =くくるは びらば
人ぬ肝や 韮葉な包ばるん =心は 韮葉
人の心はニラの葉にでも包めるような細やかなものである。細やかな気遣いや気配りは、人間関係を深めていく上で常に心する必要がある。=小さな親切は世界をも動かす。
人の心はニラの葉にでも包めるような細やかなものである。細やかな気遣いや気配りは、人間関係を深めていく上で常に心する必要がある。=小さな親切は世界をも動かす。
ちゅぬさきと むんちくいぬさきやわからん
人ぬ先と 作物ぬ先やわからん
人の将来と作物の出来不出来はすぐにはわからない。子どもの時に、ある一面だけを見て将来を予言するようなことを言ってはならないという戒めで使われる。
人の将来と作物の出来不出来はすぐにはわからない。子どもの時に、ある一面だけを見て将来を予言するようなことを言ってはならないという戒めで使われる。
ちゅんようしや まくらばこてぃーち
人ん養子や 枕箱一ち
人の家に養子に行くと、枕箱一つのまま帰されることがある。 枕箱=日常の小道具入れ古くは、子供がいないと他から養子をとったが、家に子供が生まれるとまた元の家に帰された。
人の家に養子に行くと、枕箱一つのまま帰されることがある。 枕箱=日常の小道具入れ古くは、子供がいないと他から養子をとったが、家に子供が生まれるとまた元の家に帰された。
て
てんとぅじんや つゆうりてぃ しみゅん
天とぅ大地や 露下りてぃ 染みゅん
天と大地は夜の露によって結ばれる。夫婦の愛は、唯一無二の宇宙の原理を秘めた尊厳なものである。古く夫婦の愛は、宇宙的視野で捕らえられていた。
天と大地は夜の露によって結ばれる。夫婦の愛は、唯一無二の宇宙の原理を秘めた尊厳なものである。古く夫婦の愛は、宇宙的視野で捕らえられていた。
と
とぅじかんむぃ うとぅむち
妻かんむぃ 夫持ち
妻は頭上に押し頂くほど尊い、夫は妻にもたれているほどの存在」男性が結婚することを「とぅじ かんむぃ」、女性は結婚することを「夫持ち」という。古く女性は聖なる存在として家庭・集落で光り輝いていた。
妻は頭上に押し頂くほど尊い、夫は妻にもたれているほどの存在」男性が結婚することを「とぅじ かんむぃ」、女性は結婚することを「夫持ち」という。古く女性は聖なる存在として家庭・集落で光り輝いていた。
とぅしびや はかかち いかむん
とぅし日や 墓かち 行かむん
自分のトシ日には 墓に行ってはならない」。トシ日=自分の誕生日の十二支のあたる日の事この日に墓に行くと、墓の祖先に自分の霊が招き寄せられるという。
自分のトシ日には 墓に行ってはならない」。トシ日=自分の誕生日の十二支のあたる日の事この日に墓に行くと、墓の祖先に自分の霊が招き寄せられるという。
とぅしゆりば とぅしゆてぃぬ かなさ しわゆりば しわゆてぃぬ かなさ
年寄りば 年寄てぃぬ 愛さ 皺寄りば 皺寄てぃぬ 愛さ
夫婦の間柄は、年をとればとるほど愛しさが深まってゆくし、しわがよればよるほど深まっていく」
夫婦の間柄は、年をとればとるほど愛しさが深まってゆくし、しわがよればよるほど深まっていく」
な
なかららかむぃや なるいが みっちゅん かむぃやならん
半ら瓶や 鳴るいが 満っちゅん 瓶や鳴らん
半分しか入ってない瓶は鳴るが、満ちた瓶は鳴らない。能力や内容の足りないものに限って有ったり知ったかぶりをする。」=「能ある鷹は爪をかくす。
半分しか入ってない瓶は鳴るが、満ちた瓶は鳴らない。能力や内容の足りないものに限って有ったり知ったかぶりをする。」=「能ある鷹は爪をかくす。
なはたび しむぅらしゆか みちぶがみぬ むぎちくれ
那覇旅 しむぅらしゆか 三粒がみぬ 麦作れ
沖縄へ出稼ぎにやるよりも 家で不出来の麦でも作った方がましだ。沖縄へ行くと女遊びをして男が馬鹿になるという。
沖縄へ出稼ぎにやるよりも 家で不出来の麦でも作った方がましだ。沖縄へ行くと女遊びをして男が馬鹿になるという。
に
ぬ
の
は
はたらちかまぶらい きばてぃか くぁーばん = 「はたらきゅんちゅーねぃどぅ ぬーぬかみま ぬーるい」
働ちか守護らい 気張てぃか 硬飯 = 「働きゅん(精励)人ねぃどぅ 何ぬ神ま 乗るい」
よく働く者は神の守護を得、衣食に不自由しない―「天は自ら働く人の頭上に幸福を授ける」
よく働く者は神の守護を得、衣食に不自由しない―「天は自ら働く人の頭上に幸福を授ける」
ぶ
ふ
ま
まーうしやちきゃら ちゅーやくくる
馬牛や力 人や心
どんなにきれいな牛や馬でも、力のない牛馬は使役用としては役に立たない。それと同様に、人間は豊かな心が大切情の無い者はいくら学問に秀で、財産があっても尊敬に値しない。
どんなにきれいな牛や馬でも、力のない牛馬は使役用としては役に立たない。それと同様に、人間は豊かな心が大切情の無い者はいくら学問に秀で、財産があっても尊敬に値しない。
み
む
も
や
やまぬくぃぬたーや かでぃにむままい きむたかさ ゆす(ちゅー)にむままるい
山ぬ木ぬ高や 風に揉まい 肝高さ 他所(ちゅー)に揉まるい
山の高い木は大風があたる、人間も心が高慢な者は他人から風当たりが強い。
山の高い木は大風があたる、人間も心が高慢な者は他人から風当たりが強い。
ゆ
ゆいむんや あむぃぬぃ ちっかるしが ばかや あむぃ はりらしゅい
酔い者や 雨ぬぃ 濡っかるしが 馬鹿や 雨 晴りらしゅい
酔っぱらいは雨に濡れて歩くが、知恵遅れは雨宿りする。酔っぱらいは覚えてないからだろう。
酔っぱらいは雨に濡れて歩くが、知恵遅れは雨宿りする。酔っぱらいは覚えてないからだろう。
ゆるうぃりぬふりむん あさねぬみんぶ = ゆふけぬふりむん あさねぬのみんぶ
夜起りぬ馬鹿 朝寝ぬ貧乏 = 夜更けぬ馬鹿 朝寝の貧乏
「怠けものは、何時かは難儀する」夜更けまで遊んで朝寝すると貧乏になる。早寝早起きを説いた言葉
「怠けものは、何時かは難儀する」夜更けまで遊んで朝寝すると貧乏になる。早寝早起きを説いた言葉
ゆんばりむんぬ うぶに むち
怠惰者ぬ 重荷 持ち
よく働く者は荷を軽くして何回も運ぶが、怠け者は早く荷物を片付けようとして重荷を以てすぐにへたばってしまう。怠け者は、見栄を張ってわざと重い荷物を持つ。コツコツと事に当たることが大事だという戒め。
よく働く者は荷を軽くして何回も運ぶが、怠け者は早く荷物を片付けようとして重荷を以てすぐにへたばってしまう。怠け者は、見栄を張ってわざと重い荷物を持つ。コツコツと事に当たることが大事だという戒め。
よ
ろ
わ
わるむんとぅ あしでぃか わるぐち なろるい いいちゅとぅ あしでぃか いいくとぅしゅい
悪者とぅ 遊でぃか 悪口 習るい 善人とぅ 遊でぃか 善事しゅい=悪友とぅ 寄合てぃか 剣ぬ刃に出遭い 善友とぅ 寄合てぃか 畳表 踏みゅん
悪人と交われば悪口(悪事)を覚え、善人と交われば善いことができるようになる =「朱に交われば赤くなる」
悪人と交われば悪口(悪事)を覚え、善人と交われば善いことができるようになる =「朱に交われば赤くなる」