世界に1つだけの
11月15日(火)曇り
朝の内お日様が顔を出して「今日は晴れるかな?」と期待していたら
だんだん雲が多くなって、昼前からは毎日ドンヨリした天気が続いている徳之島です。
我が家の庭デュランタの枝をほぼ切ってあるんだけど、
気づいたら天辺に1輪の白い花が・・・ジャスミンの花。
蔓を伸ばして、ついに木のてっぺんで花を付けていた。
その花を見て、何故か背筋がピンっと伸びたばばです。
さて、我が家のじじのお気に入りのマグカップがある。
これは、数年前、家族旅行で行った愛媛県??の工房で作った物。
無地のマグカップを買って、好きな絵や文字を書いて、工房に預け
数週間後に、焼き上げたカップが自宅に送られててきた。
子どもや孫、それぞれ好きな大きさのカップを選び、絵や文字を書いて作った思い出の品。
それぞれが世界に1つだけのカップ。
じじはマグカップだけど、絵心の無いばばは、小さなカップを選んで斜めにラインを書いて
ラインに沿わせるように家族の名前の頭文字をローマ字で書いた。
恥ずかしくて、自分で使うのさえ恥ずかしいセンスの無さ。
だから、倉庫にしまい込んだまま、使ってもいない。
反対に、じじは、毎日コーヒーやお茶など、自分で作ったカップで飲んでいる。
じじは「世界に1つだけのカップだから」と常々言うので、
洗う時も、乾かす時も、ばばはドキドキ。
じじお気に入りの、大きなビールジョッキをコンクリートに落として
割った前科があるから。
なるべくなら、大事なカップは、じじ自身で洗って欲しいとさえ思う。
じじのこのカップを見ると、ばばも、やはり、旅行の時のことを思い出したりする。
先日、長崎旅行の時も、何か記念の品を買ってきたら良かったなぁ・・・と今になって後悔している。
品物は買わなかったけれど、とても素敵な出会いがあった。
形には残らないけれど、この出会いは、ばばの心にはずっと残っていると思う。
心の中に沢山の素敵な思い出があるって、幸せだなぁ・・・・と
ここ数年思うようになったばばです。