さびしい
9月22日(木)曇り後夕方から小雨
今日は、数日前にお亡くなりになった先輩お兄さんの告別式だった。
告別式は午前10時からだったので、9時少し過ぎには家を出たけれど
斎場に着いたら、沢山の方が座っておられて、前の方の席しか空いていなかったので
「どうしよう?」とためらっていたら、たまたま壁際に席を見つけ、そこに座った。
周囲には沢山の先輩方が座っておられ、軽く挨拶をして、静かに開式を待っていた。
参列者の多いことに、お兄さんの人徳を感じた。
定刻に、式は始まり約1時間で終わり、その後は火葬場、お墓へと移動した。
斎場や火葬場では、沢山の先輩方や顔見知りの方と会え
「こんな場所でしか会えないね」と言いながら、時間を過ごし
お昼1時少し過ぎる頃には、お墓へ向かった。
お墓でお線香を灯し、お兄さんと最後のお別れをし、
その後、実家のお墓へも寄って、お参りをしてきた。
今日のお葬式では、60年ぶりに同級生に会えたり、じじの教え子ちゃんに会えたり
他町の友人知人とも数十年ぶりに会えた会えたり。
嬉しい反面、実家集落へ行くたびに寂しく思う事も。
ばばが小学生だった頃は、人口も多く、色々な行事があり、集落も活気に溢れていた。
「青年団」とか「婦人会」もあり、行事とかあれば中心になって頑張ってくれていた。
でも、ここ十数年、実家集落の先輩方が年々少なくなり、
子どもの数も少なくなり、集落の行事も、どんどん無くなって、とても寂しい。
もう2度と、あの頃の賑わいが戻ることは無いだろうなぁと思いながら、
実家集落を後にし、帰宅した。
年を重ね、ばばの年代になると「楽しいこと」よりも「悲しい事」の方が
多くなるような気がする。
だから、平凡な日々の中で、小さな喜びを沢山見つけるように
暮らしていきたいと思う。