時代と共に・・・

5月5日(木)小雨

夕べから、ずっと雨の徳之島。

我が家の庭のクチナシも10輪以上花が咲いているのに

せっかく咲いた花が雨に打たれて、かわいそう・・・・

このまま、梅雨入りしてしまうのかなぁ・・・と思える天気。

昼前、ふと、車庫からのスロープを見たら、何やら青い物が・・・

????と思ったら、何と!自宅2階のベランダに雨よけのため立ててあった

プラスチック板が、風で吹き落とされたみたい。

良かった~自宅敷地内に落ちてくれて。

もし、お隣さんの庭にでも落ちたら・・・と思うと、少しだけホッとしたり。

プラスチック板の一部は、これ以上小さくは出来ないだろうと言うくらい、

砂粒より少し大きいくらいに砕けていた。

天気が回復し次第、燃えないゴミとして出す準備をしなければ。

雨が降っているだけで無く、風も少し強くて、連休最終日なのに残念!

「こどもの日」と言えば、数十年前までは、島でも、大きな鯉のぼりを立てる家庭も多かった。

我が家の娘達が幼かった頃、毎週末、家族で、ばばの実家に行くのが楽しみだった。

自宅から、ばば実家までの間、いくつもの集落を通って行くので、、

道路両側に見える民家に、何個の鯉のぼりが立てられているか?

数えながら行くのが楽しみだった。

庭に大きな鯉のぼりを立てて飾っているお宅もあれば、

窓辺に小さめのを飾ってあるお宅もあった。

最近では、住宅事情とかもあるだろうけど、

年々、鯉のぼりを飾るお宅は少なくなっているような気がする。

出生率も低くなり、子供の数が減っているのも一因かな?・・・・とも思う。

ばばが仕事をしていた頃は、「子どもの日」の前の図工の時間には

子供達それぞれ竹を準備して貰って、色画用紙や色紙で鯉のぼりを作って

竹にくくりつけ、持ち帰らせていた。

子ども達、自作の鯉のぼり飾りを揺らして「こいのぼり」の歌を歌いながら帰ってたなぁ・・・

島内の、どの地区だったかな?

この時期、撮影で島内をまわっていると、

川の両岸を結ぶようにロープを張って、鯉のぼりを飾っている集落があった。

時代と共に、色々な行事も変わってくるね。

ばばが子供だった頃、実家集落は旧暦で、色々な行事をしていた。

3月3日には、それぞれの家庭で「フチムッチ(ヨモギ餅)」を作り

5月5日には、「カハムッチ(月桃の葉で黒糖餅を包んだ物)」を作っていた。

特に、ヨモギ餅を作る前には、柔らかそうなヨモギの葉っぱを畑の脇などで摘んで来る事から始める。

次に、ヨモギの葉っぱを1枚、1枚、茎から外して、茹でて、あく抜きをする。

茹でて、あく抜きしたヨモギの葉を、細かく刻んで?

水を少しずつ加えながら、餅粉と黒糖と共に混ぜて、練り、生地を作る。

直径60センチ位の大きな鍋に湯を沸かし、

竹製の簀の子?を置いて、その上にバナナの葉を敷いて

生地を平らにのばして広げ、蒸して、蒸し上げた生地を長方形に切り分けて、

くっつかないように餅粉をまぶして・・・完成!

※ばばの記憶をたどって書いているので、一部間違いがあるかも知れませんが・・・

ばばの母は、毎年、長方形のヨモギ餅を作ってくれたが、

家庭によっては、最初から生地を丸めて団子状のお餅を作る所もあったみたい。

今時は、行事食も、作る家庭は少ないだろうなぁ。

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