準備は出来ました・・・・けど

8月12日(水)晴れ

朝から青空が気持ち良かった徳之島です。

連日、日中の気温が32度越え。

少し動けば、汗びっしょりになるから、この時期は1日3,4回もシャワーを使う。

だから、毎日洗濯した方が良いかな?と朝から洗濯。

その後、空き地の除草剤撒きに行って来た。

簡単な方法があれば良いのだが、ジョウロに水を入れ、

適当に除草剤を入れて撒く、ばば方式。

前回はジョウロ4個分で終わったが、2週間も経っていないのに

今日はジョウロ5個分。

油断して1ヶ月以上とか放置したら大変な事になるので

今は平均して月に2回は撒く事にしている。

8時過ぎから30分位で作業を終えて帰宅。

その後は、明日が迎え盆なので、屏風を出したり

テーブルを出して、ご先祖様の位牌や写真、お線香などを下に下ろし

お供えを飾って、ほぼ完了。

盆飾り

まだ提灯を出していないけれど、左右に提灯を飾れば全てOk。

明日は、初盆の方々のお家を数軒回り、

帰りにお墓へご先祖様をお迎えに行き帰宅する。

徳之島(ばばの実家集落)では、昔から、お盆にご先祖様の食事に添えるお箸は

「盆箸」と言って「メドハギ」という野生植物の茎を短く切って使う。

毎年、姉が持って来てくれるが、ばばの同級生姉妹も届けてくれる。

盆箸

有難い!

お盆が終わって、ご先祖様をお墓に送って行く時は、

このお箸も一緒に持っていき、お墓に置いて帰る。

ばばが現在住んでいる地区では、送り盆の15日は

都会から帰省した子どもや兄弟姉妹、親戚の方々がお墓に集まって

一緒に飲食しながら遅くまで語り合い、親睦を深めるのが常だった。

それぞれの家から、お重の何個分もご馳走を作って

夕方にはお墓に集合する。

お墓の周囲にシートやゴザなどを敷いて、ご先祖様の前に、お線香を立て

ご馳走をお皿に入れて供えてから、自分達も飲食を始める。

各家庭から作って行ったご馳走を、お互い交換したりして

飲食しながら、久しぶりの再会を喜んだり、色々な会話を楽しんでいた。

辺りが暗くなると、提灯を点けて、そんも明かりの下で、

更に親睦会?交流会?は続く。

ばば達は、毎年、1時間位で帰宅していた。

ばばが、実家集落のお墓へ、実家のご先祖様を送って行かなければならないから。

送り盆の時、枚著市美味しい煮物などの料理を作ってくれたMおばさんも

今は都会のお子さんの所へ引き上げて行かれた。

又、他の叔母も亡くなり、じじ両親も亡くなった。

我が家の子ども達も、全員都会へ出て行き、送り盆も寂しくなった。

現在、我が家で送り盆に行くのは、じじとばばだけ。

だから、15日は、お昼の食事と、3時のお茶を済ませたら

早々に、じじが先祖様をお墓まで送って行き、

じじが帰宅したら、今度は、ばばとばば姉が、実家と姉の婚家のご先祖様を

お墓まで送ってくる。

今年の送り盆は、きっと例年に無い寂しいものになるだろうなと

ばばは思っている。

なぜなら、コロナ禍で、帰省する人達が極端に少ないから。

現在、鹿児島県や徳之島は、コロナ感染者はゼロだが

万が一・・・という事を考え、帰省を自粛している島んチュ(島の人)は多いはず。

我が家の子ども達も、誰ひとり帰省しないと早々に連絡が来た。

コロナは、あらゆる面で色々な影響を与えている。

年1回の帰省を楽しみにしていた人達も多かっただろうに・・・・・

残念でたまらない。

来年こそは、又親族がお墓で集い、楽しい時間を共有出来る送り盆の行事が

無事行えると良いなぁ・・・・・・

例年と同じようにご先祖様を迎える準備は、ほぼ終わった。

寂しいけれど、出来る範囲で例年通り、お盆の3日間を過ごします。

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