「ニヤニヤの訳」聞かなくちゃ、他

1月12日(木)晴れ
今日も穏やかな天気です。

昨日朝、急にお粥を炊く事になり、新しい圧力鍋で炊き始めた。
しかし、圧がかかり始めると、蒸気穴から
シュワ〜〜っという音と共に、少しドロッとした白い液体が・・・・
(やっぱり、だめだったか)・・・・想定はしていたけど。
娘が今まで使っていたのと、今回、ばばがプレゼントした鍋は
同じ3,5リットルの容量。
今まで使ったいたのは、もうだいぶ使い込んでいて
炊飯中、たまに圧も抜けたりもしていたので、
今回新しい圧力鍋をプレゼントしたのだが・・・

古い鍋は直径が24センチぐらいかな?で高さが結構ある。
しかし、新しい鍋は直径が大分大きくて、その代わり高さがない。

圧力鍋でお粥を炊く場合、米の5杯の水を入れる。
昨朝は1カップの米でお粥を炊くので、本来なら5カップの水を入れるのだが
以前、今回と同じ失敗をした事があったので、
敢えて、水は4カップにしたのだ。
しかし、それでも水が多かったようで・・・シュワァ〜〜ッと・・・
慌てて火を消し、重りをゆっくり引き上げて減圧して、蓋を開けたが
まだ、お米も生の状態。
仕方が無い、今回はじっくり炊くしかない。
と腹を決め、普通の鍋蓋をして、じっくり炊く事にした。
鍋が沸騰したら、絶えずお玉でかき混ぜつつ、炊く事、実に30分余。
トロッ、トロのお粥が炊き上がった。

子供の頃、母が「アサイヌカイ、インシヌミシ」とばばに教えた。
「アサイヌカイ」・・・アサイは、かき回す事で、カイはお粥の事。
「インシヌミシ」・・・インシは、蒸らす事で、ミシは普通のご飯の事。
お粥は、かき混ぜるほど美味しくなり、
ご飯はしっかり蒸らせば美味しくなるという教えだった。
当時は、お粥もご飯も竈で薪を燃料に作っていた。

今はガスや電気でご飯もお粥も簡単に作れるけどね。
圧力鍋で炊飯する時も、圧が抜けきったら蓋を開けているから、
しっかり蒸らす・・・とかいう事は念頭に無く、鍋任せである。
ただ、我が家の場合、お粥は今でも、しっかりかき混ぜている。
その方が甘くてネットリして美味しいと、じじも言うから。

昨日の朝、30分以上かけて炊いたお粥も、4回で完食したので
今日の昼、再度圧力鍋でチャレンジする事に・・・

今回は、使い込んだ古い圧力鍋を出して使ってみる事に。
高さがあるから、きっと蒸気が抜けたり吹きこぼれたりもしないだろう。

結果、何と10分ちょっとで炊き上がり、後ばばが3分くらいかき混ぜたら
昨日と同じようなネットリ甘いお粥が出来上がった。
じじからも「美味しい!」とお墨付きをもらった。

今日使った圧力鍋、実は、新しい鍋を出した時に
娘が「もう、廃棄しようかな」と言うのをちょっと止めておいた。
娘にしたら・・・ばばもだけど・・・・もう十分使い込んだし
たまに蒸気も抜けるし、収納場所も余裕があるわけじゃないから
「捨てても良いかな?」という気持だった。
ばばの中で、鍋の高さを考えた場合、汁物を使う時に重宝するよな・・・
という思いがあったので、即廃棄は一時保留にしていたのだが
それで良かったと、今日、つくづく思った。

捨てるのをを惜しんで、どんどん物を増やして反省する事もあったけど
廃棄してしまって、「あっ、あれがあれば良かったのに・・」と
反省する事もある。
すぐ使わなくても、いざという時役立つ物もある。
日常使う「物を買う」事は、案外簡単にしてしまうけど
「廃棄」となると、迷ってしまう事も多い。
この逆もある事も事実だけど。

日常品?ではないけれど、ばばは30数年前に買った
夏のセータ−?を未だに捨てきれずに、今回も娘達にからかわれた。
「お母さん、あのピンクのセーター着ると、
お父さんがニヤニヤするんでしょ」って。
一夏に1回着るか、着ないかのサマーセーター?だけど
色合いといい、胸元の刺繍といい、ばばにとっては大のお気に入り。
じじからすれば、普段、ピンクなんか着ないばばが、
ピンク色のセーターを買って着たのが可笑しかったのかな?
それとも?あまりに似合い過ぎて、ばばが普段よりマシに見えたとか?で
ニヤニヤするのだろうか?
そうだ!
「じじニヤニヤ」の訳を未だに聞いていなかった事に、たった今気づいた。
30数年ぶりに、「ばばのピンクのセーターで、じじニヤニヤ」の訳を、

とくと聞いてみなくちゃ!

 

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ばば
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