「靴」で・・・笑う

3月17日(月)晴れ
ばばと長く付き合っている人は、全員
ばばの「そそっかしさ」を知っている。
4日ほど前は、冷蔵庫の扉を開けて何か取り出そうとしたら
床に落としてしまったので、慌ててしゃがみ拾った。
そして、立ち上がろうとした時「ガツ〜〜ン!」。
開けたままの扉の角に後頭部の一点を思いっきりぶつけた。
しばらく痛さで声も出ず、ひたすら「切っていませんように。
出血しませんように」と祈りながら後頭部をなでさすっていた。
あれから4日。
まだ、ぶつけた場所は脹らんで痛い。
傷をかばって、シャンプーもしなかったけど、もう限界。
そろそろシャンプーしないと・・・・・

過去にも、数え切れないほど失敗をしてきたばばだけど
数日前、ばばと同じような失敗をした人の話を聞き
「ばばだけでないんだ〜」と、ちょっと安心したよ。
そ方、Hちゃんの(ばばより年下)の話によると、
少し前、ある方のお通夜に出たそうだ。
厳かな気持ちで焼香をすませ、親族の方々に挨拶もすませ
しばらく通夜振る舞いの席に着いた後、帰宅した。
そして、玄関で靴を脱ごうとした時、その人は
ぶっ倒れるほどビックリしたそうだ。
何と!左右、別々の靴を履いていたんだって。
家を出る時も何も気づかず、お通夜の席でも気づかず
勿論、友人たちも気づかなかったんだろうね、
何も言わなかったそうだから。
第一、お通夜の席で友達の足下なんてあまり注意してみないから。

話すHちゃんも、聞くばばと姉も、笑う笑う。
これからお通夜に行くのに・・・・
Hちゃんは、大事な場所へ左右別々の靴を履いて行ったと言うけれど
ばばは、靴と言えば、10年以上経っても忘れられない苦い思い出が・・・・
家庭訪問をしていて、最後から2番目のお宅を辞し
車に向かう途中、異変に気づいた。
アレッ!何故かまともに歩けない・・・・・
それは、当たり前。
だって、片方の足の靴底が抜け落ちていたんだもの。
移動は車でしていて、歩いた距離は車から訪問先のお宅の玄関まで。
せいぜい、一番遠い所に駐車して歩いた時でも
往復で20メートル足らずくらい。
最後まで気づかなかったという事は、
終わり頃に訪問したお宅付近で落としたのか?
でも、引き返しては次の訪問先への到着時刻が遅れ迷惑をかけてしまう。
仕方が無いので、片足はヒール付き、片足は靴底無しの靴で
ピタンコ、ピタンコ・・・平静を装って歩き・・・・・
最後の訪問先では、お家の方に指摘される前に
自分からカミングアウトして、笑った、笑った!

それから2,3年後。
じじとばばと姉で毎日夕方の散歩をしていた頃の事。
自宅まであと1キロ少しという場所で、又しても足に異変が。
やはり・・・・片方の靴底が抜け落ちていた。
次の日は、昨日歩いたと全く同じコースを歩いた。
いつもなら左右の風景を楽しみ、
珍しい野鳥や植物を見つけるのが楽しみな散歩なのに
その日は「靴底・・・靴底は何処じゃ〜〜」と下ばかり向いて歩いた。
結局、靴底は見つからず、諦めて帰宅。
翌日、靴底は予想だにしない場所で発見。
我が家から、ほんの目と鼻の先で。
「何で〜〜〜」と思ったが、当時は義父が入院中で
毎日、散歩帰りは病院へ寄って義父を見舞い帰っていた。
その帰り道に靴底が剥がれ落ちたらしい。
靴底が抜けた靴は、2つともほぼ新品の靴だった。
なのに・・・なあ〜〜〜ぜ?と思ったんだけど
新品は新品でも、買ってから6,7年履かずにしまったままにしていたんだ〜。
しまっている間に、靴底のゴムが劣化してしまっていたんだね。
その後、同じような笑い話を、
友人、知人2,3人から聞き、(ばばだけで無かったんだ〜)って
変な安心をした、ばばだったけど・・・・
未だ履かないまま3,4年「靴箱の番人」をさせている靴があるよ〜。
早く履き始めなきゃ!

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