関西二期会合唱の夕べ

10月10日(木)晴れ
ばばは、つい、さっき夜の9時に帰宅。
どこ行ってたの?
文化会館から。
何があったの?
「関西二期会」の合唱を聴いてきたの。
オペラ歌手が男女各12名ずつでピアノ伴奏者がひとりと
指揮者と司会者の総勢27名による合唱の夕べだった。
以前から色々な場所で広報はされていたけど
チケットを買ってなかったばば。
昨日、保健センターで肺がん検診を受けに行った帰りに
すぐ隣にある文化会館にふらっと入り
「関西二期会合唱」のチケットありますか?
と聞いたら「ありますよ〜」って。
それも指定席がまだ残っているという。
ラッキー!
即、姉と自分の分買ったよ。

内容は唱歌メドレー・日本復帰の歌・故郷の歌・オペラでよく聞く曲
等となっていた。
会場18時30分。
開演19時。
朝からワクワクしていたばば。
会場少し前には文化会館に着いた。
早速自分の席を探す。
何と最前列、中央だ。
わぁ〜生まれて初めて、こんな前の席で歌を聴くよ〜
でも、大丈夫かな?
首が痛くならないかな?
等と姉と小声で喋っているうちに座席もだんだん埋まってきて
19時に開演。

最初の曲が「ふるさと」だった。
歌が始まった途端に、何とも言えない感情がわき起こって
何故か涙が出そうになった。
何故だろうね。
日本の四季を代表する唱歌が次々歌われる。
色々な情景が目に浮かぶ・・・・
最後も又「ふるさと」で締めくくった。

次は、女声合唱で「ほたる」。
男声合唱で「ソーラン節」。

そして「日本復帰の歌」
米軍基地移設反対運動が起こった4年前だったかな?
良くこの歌を聴いたし、自分たちも歌った。
奄美群島の日本復帰運動について直接は知らないが
少し古めかしいこの歌の歌詞から
先人達の「強い心」を感じることが出来る。

次がスキャットで「トランペット吹きの休日」
スキャットだけでトランペット吹きの休日を演奏できるって
素晴らしいなぁ・・・感心するのみのばばだった。
続いては
JOY TO THE WORL

地域めぐりの歌では
宮崎・・・岬めぐり  大分・・・荒城の月
鹿児島・・・乾杯   沖縄・・・島人ぬ宝
どの歌も良く親しまれている歌で、
特に「島人ぬ宝」では男性歌い手さん2人が
前へ出て手踊りをしたので
客席からはしぜんに手拍子が始まり・・・・・
凄い盛り上がり方で、歌い終わっても
しばらく拍手が鳴り止まなかったよ。

楽しい二重唱では「ネコの二重唱」
2人の歌い手さんが雌ネコと雄ネコに別れて歌ったが
色々なネコの鳴き声と動作だけなのに
客席からは拍手喝采。
凄いねぇ・・・プロって。

オペラの名曲では
乾杯の歌・ハバネラ・闘牛士の歌・メリーウィドウ-ワルツ
イタリア語で歌ったり、日本語で歌ったり。。。。
ソロで歌っても客席いっぱいに声が響くのはさすがプロだねぇ。

時にはユーモラスな動きを入れたり
踊ったり、客席に下りてきたり
聴衆もしぜんとかけ声をかけたり、手拍子をしたり、一緒に歌ったり
舞台と客席が完全に一体となった
楽しい楽しい2時間だった。

今日の鑑賞でばばが思ったことは
歌い手さん達って、それぞれが名器で
指揮者は目には見えないけれど凄い引力を持って合唱団をまとめ
そのまとまった物を聴衆ひとりひとりの耳に心に体に流す・・・・

音楽を聴くと、胸が震え、心が躍り、自然に体が動く。
音楽って素晴らしいね。

普段大人しい姉が、ばばの横で体を乗り出して
拍手したり笑ったりしているのを見て
今回、急な思いつきではあったが
チケットを買って良かったなぁと思った。

会場を出た後も興奮冷めやらず。
「良かったねぇ」という声を何名もから聞いたし
ばばと姉も大満足。

こんなに楽しいんだもの、
これからも色々な演奏会とかに積極的に行かなくちゃ。

主催して下さった徳之島町文化会館の方々に感謝!
素敵な時間をありがとう!

 

 

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