ばばは川で洗濯に・・・・

9月15日(日)晴れ
我が家は、普段じじ&ばばのふたり暮らしなので
洗濯は1日おきくらいにする。
洗濯をして干すって気持ちが良いね〜
ばばが子供の頃の洗濯と言えば、
洗濯物をカゴに入れて背負い川へ持って行って洗っていた。
洗濯は大きな石の上で洗濯物に石けんをつけてゴシゴシ洗い
両手でギュ〜〜〜ッと絞ってカゴに入れ
背負って帰った。
友達と一緒にお喋りをしたり、
歌を歌いながらする洗濯はとても楽しかったなぁ〜

又、洗濯の合間や終わった後に、川岸から飛び込んだり
大きな石の下にくっついているカワニナを取ったり
小魚やエビを追いかけてて遊ぶのも楽しみだった。

洗濯が終わると、
子供の手で絞った半分濡れたような状態の洗濯物を
カゴに入れ背負って家に帰ると、
竹の物干し竿に干した。
濡れた洗濯物を背負って、エッチラオッチラ坂を登って
家に帰り着くと、洋服の背中は汗と水でびしょ濡れ状態だった。
当時は今のような洒落た物干し竿やパラソルハンガーなどは無かったので
複数の竹竿の干しきれない洗濯物は
庭木の上等にも広げて干していた。
当時、ばばの家族は7人家族だったので
洗濯物も半端なかったけど、
それでも洗濯がきついと思う事はなかったなぁ〜

ばばがひとりで洗濯に行く時は
サーワタンジャ川とその上流にあったカンギョ(って言う名前だったかなぁ?)の
2つの川のどちらかへ行っていた。
この2つの川は集落内を歩いて行くし、
周囲も田んぼや畑で、近くに人家もあるし
子供ひとりで行っても怖いと思う事はなかった。

でもね、もう1カ所川があったけど
この川は怖かった〜
名前は「ブーチゴー(ブーチ川)」。
両側から木や草が鬱蒼と生い茂っているような山道を歩いて行くから
両側から、急に何か怖い物が飛び出してきそうで
この川へ行く時は、必ず母か長姉と一緒だった。
この頃は、ばば、まだ幼稚園生くらいだったのかなぁ・・・
母や姉について川へ行っても洗濯はせず
エビを追いかけたり、近くの草の葉を取って遊んだりしていた。
今でも忘れられないのは、
大きな石の上に座って、母が洗濯の終わるのを待っていて
川の中に転がり落ちたこと。
石の上で、コックリ、コックリ居眠りしていたんだね。
川の中に落ちた瞬間、ビックリして目が覚めたけど
何十年経っても、忘れられないよ〜

この川には子供同士でさえも怖くて行く勇気は無かったなぁ・・・

ばばがね、何故、洗濯のことを書いているかというと
過日、実家集落のあるお宅へ行った時、昔ながらの
長〜〜い見事な竹竿数本に洗濯物を干してあるのを見たから。
竿の長さは5メートル近くあったよ。
こんな見事な竹をどこから探して切って来たのだろう?
きっとおおっきなトラックか何かで運んできたんだろうなぁ・・・
ばばは、この立派な竹竿を見ながら、
ついつい子供の頃の洗濯の様子や
自分の家でも竹竿を使っていた事等懐かしく思い出したから
いつかブログに書こうと思っていたの。

偶然にも、このお宅は、ばばが小さい頃洗濯に行っていた川の
すぐ近くだったから、尚一層色々な思い出が蘇ってきたのかもね〜

不思議と小さい頃の思いでのある場所に行くと
自分が小さかった頃にタイムスリップしてしまう、ばばだよ。

今は、洗濯機も、数本のステンレスの物干し竿や
パラソルハンガーや、洗濯ばさみなる物等々・・・・
便利な道具や用具も揃っているけれど
一度くらい、昔のような洗濯をしてみたいなぁと
チラッと思うばば。

でも・・・・川は汚れ、水量も少なく
近場で洗濯できるような川も無くなっているのが残念!

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