かつて、ばばはワイルドだったぜ〜

11月10日(土)小雨後曇り
朝、宅配便でクール便の荷物が届いた。
中身は????ヒ・ミ・ツ!
小さな平べったい箱が4個入っているんだけど、
その品物が入っていた箱が品物の3倍くらいの大きさ。
入れ物に対して品物が小さいので、当然隙間が出来る。
その隙間を埋める為に、綺麗なラベンダー色の
和紙?が入っていた。
その長さたるや、優に7メートル。
幅も60センチくらいあった。
取り出してはみたものの、隙間を埋める為に入れてあったので
しわくちゃになっている。
「あぁ〜勿体ない!勿体ない!」と思うばば。
何かに使えないかとも考えたが、良い案が浮かばない。
綺麗に折りたたんで、押し入れにしまおうかと思った。
・・・が、止めた。
(いつか使うだろう・・・)と、色々な品物をしまい込んでも
その(いつか)は来ないと夕べ呼んだ本に書いてあったからだ。

これまでも(いつか使うだろう)と思っては、
押し入れにしまったままの物が押し入れの四分の一くらい占めている。
使いもしない物に場所を提供し、掃除がしづらくなる・・・・悪循環。
断ち切らなくちゃ!と思っていたところだったから
思いっきり良く、クッション材にもなっていた綺麗な紙をゴミ箱に入れた。

ばばは、退職してからネットで買い物をすることを覚えたが
送られてくる品物に対して、入れ物がやけに大きいことが良くある。
空き箱はゴミになる確率が高いから、勿体ない、勿体ない。

ばばが、もう少し器用だったら
空き箱や包装紙を上手く活用できるだろうけれど・・・・・

ばばはね、不器用人間だけどチャレンジ精神は旺盛だったと思うよ。
これまでもブログに書いたことがあるが、
ばばの小さい頃は学用品も高級品だったから
消しゴム等も、大事に大事に使っていたよ。
ある日、誰かが消しゴムは手作りできる・・・と言い
その作り方を教えてくれた。
今のばばだったら絶対信じないけれど、当時は純真だったから・・・・
消しゴムの作り方は、枯れていないススキの穂を小さくカットして
そのカットしたススキの穂に、ガジュマルの樹液を付けて固めるというもの。
ススキなんて何処にでもあったから、すぐに採って来て、カットし
ギュッと丸めてお隣ご近所のガジュマルの木の幹を石で叩いて
樹液が出るとススキを押し付けて・・・・と言う作業を?
延々と約半日続けたよ。
お隣ご近所回らなくても、自分の家に集落でも1.2番の大きなガジュマルがあったのに
何で、集落中走り回ったのだろう?
今にして思えば不思議で自分でも理解できないけれど、
当時は真剣だったよ。

よそ様のガジュマルの幹を無断で傷つけ、半日の手間暇をかけ
完成した消しゴムは????
完成した記憶が無い!
今考えれば当然だと思うけど、そんなに粘着性があるわけでも無い
ガジュマルの樹液でまだ青いススキの穂を固めようというのが
そもそも可笑しいよね。

あっ、そうそう、消しゴム作りに失敗した後は
よそ様の竹垣から竹を折って作った自家製編み針で
編み物にもチャレンジしたよ。
編み物なんか誰からも習ったこともないのに・・・・・
当時、毛糸等買うことは出来なかったけど・・・・・
一体何で、何を編もうとしたんだろう?

高校生になってもばばの暴走はおさまらず・・・・・・・
靴下カバーなる物が流行っていたので、買うより自分で作ろうと
セーターの袖を切って作ってみた。
靴下で型を取ってね。
まぁ、履けたけど、やはり人前に履けるような物は出来るはずも無く・・・・
袖2つ切られた自分のセーターを見ながら後悔したよ。

あと、ひとつ。
ばばが小学生の頃は油粘土など無かった。
だから、図工で粘土を使う時は、山の近くの畑に行って
粘土層の地層を見つけて削り取ってくるか、川に潜って
川底の粘土の塊のある場所から削り取るしか無かった。
ワイルドだったなぁ〜、今考えれば。

ばばが小学生の頃のように好奇心旺盛で
行動力があれば、色々な物が作り出せそうな気もするけど・・・・
不器用さは直っていないから、まっ、無理かぁ〜〜。

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