有段、他

3月5日(月)曇り後晴れ
柔道初段・相撲2段・空手3段・・・・だ〜〜〜れだ!
正解・・・じじです!

去年のある時期から,食後、じじが黙ってばばの肩をもんでくれるようになった。
義母もマッサージが上手だったけど,さすが!
・・・と、密かに・いや、大袈裟に感謝していたのだが
数ヶ月経った最近、わざとなのか?意識的になのか?
じじは、肩もみをスルーする(あれっ?)ようになった。
食後、自室に移動しようとするじじの腕を、ばばがムンズと掴まえ
空いた手でばばの肩を指して、猛アピール。
それでも「????」ととぼけるじじに「忘れ物っ!」と
ツルの・・・いや、ばばの一声。

じじは、初めて気づいたように肩もみを初めてはくれるのだが
異様に力が入っている。
これは「憎しみ!怒り!」を両手に込めてるな・・・・・
武道有段者のじじが本気でばばの肩をわしづかみにしたら
華奢な(誰が?)・・・ばばの肩なんかひとたまりもなく骨折?
いやいや・・・・
じじ、武道は正式な相手に使いましょう。

って書いたけど・・・・・
じじが学生時代に空手をしていたことは知っていたけど
柔道も?
それに、相撲も????初耳ですなぁ・・・・
でもないか?
結婚当初生活した、加計呂麻では十五夜祭りなどでは
集落の青年達と対戦していたねぇ・・・・
加計呂麻では、今でも豊年祭や十五夜祭りでは
集落の青年の方達は、きちんとまわしを締めて相撲とっているのかなぁ・・・
青年と言っても、40代50代でも立派な青年だったけど。。。。
ばばが働いた職場の上司も、相撲を取らなければならなくなり
本気で(風邪でも引きたいなぁ)って、漏らしてた。
衆目の中、生まれて初めて相撲のまわしを締めるのは、
さぞ勇気がいるだろうなぁ・・・と、ばばも同情したなぁ。

色々段を持っているじじの試合(勝負?)を見たのは相撲だけなんだけど、
段取得のためには、さぞ、自分を痛めつけたんだろうね。
痛みを乗り越え、だんだん強くなって行くんだろうね。
柔道も相撲も空手も、もう実試合はないだろうけど
かと言って、ばばの肩相手に?実力発揮なんてしないでね、じじ。

話変わって、今日のお昼は,久し〜〜〜〜ぶりに、
牛タンを焼いたら、じじの喜ぶこと!
ばばはね、自分は牛肉全くダメなんだけど、
じじは、肉類の中で牛が1番好きなの。
だからね、たまに牛肉焼いてあげるんだ〜。
先月だったかな?Aコープで牛肉半額セールがあって、
その時はステーキ用の肉を躊躇せず3パックも買っちゃった。
じじを喜ばしたいからね。

ばばは、子供達が大分大きくなった時に思うようになった。
我が家の娘達、ばばのせいで「食わず嫌い」や好き嫌いが多いんじゃないかなぁ・・って。

ばば自分のことを考えたら、刺身が食べられないのは
20代まで一度も食べたことがなかったからかも・・・と思っていた。
今でもそう思っている。
ばばが子供の頃は、集落に魚屋はなかったし、
一ヶ月に数回、隣集落からおばさん達が魚を入れたタライを頭に乗せ
「イゥ〜コ〜インショランムゥ〜〜ィ(魚いりませんか〜)」って売りに来てた。
母は大きな魚を丸ごと買って、お汁を炊いてくれた。
フライトか、刺身は食べられなかった。
なぜなら、一匹の魚を10人で分けて食べていたから。
(ある事情から、ばばの家では10人家族の時があった)
1番、嵩増しの出来るお汁にしていたんだなぁ・・・・
「生魚は腹をこわすことがあるから,良く火を通して食べた方が良いんだよ」とも
母は言っていたけど・・・・・・・・・・
今思うと,胸が熱くなるけど。。。。そんな時代だったんだよね。

成人しても,刺身を食べることはなく過ごしたばばだけど、
今更「食べたい」とも思わない。
本当は,刺身って美味しいのかもしれないけれど、
小さい頃から食べ慣れていたら、またばばの食生活は少し違っていたかもしれない。

幸い、我が家の娘達のうち、二人は刺身も食べられるようなので
ひとまず安心はしているが・・・・
食生活って,親の影響も大きいんだろうなぁ。

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ばば
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