菅原神社初参拝(ブィンダレ山を登る)

☆☆☆ ↑ 上のテーマ(題名)をクリックしてテーマのすべてを表示させてからご覧下さい☆☆

5月5日(水)曇時々小雨

今日は徳之島町の海開き。

畦海岸で色々な行事が計画されていた。

午後からは「昔ながらの黒糖作り」再現されるので

写真撮影がてら、いつもの3人で行く予定だった。

ところが・・・・急にじじの都合が悪くなり、「姉とばばで行っておいで」って。

じじが行かないと、姉とばばだけじゃ行く意味がないよ〜。

じじは、ばばに「動画を撮ってきて」なんて無理難題を出すので

「むり、ムリ、無理、無理、無理」と断った。

だって、生まれてこの方動画なんて撮ったことないもの。

ちょうど、小雨模様の天気でもあったので

実家集落まで行って引き返すことにした。

1時前に家を出発。

用事を済ませ、2時頃になって又小雨が降り出したので即帰宅することに。。。。

でも、一カ所だけ寄り道をしたい所があった。

それは、ばばの母校(中学校)近くにある菅原神社へお参りすること。

この神社には学問の神様「菅原道真公」が祀られているそうだ。

ばばは、何十年と島にいても一度も参拝したことがなかった。

神社は通称「ブィンダレ山」の頂上にある。

「ブィンダレ」とは方言で「洗面器」と言う意味で山を遠くから見た姿が

ちょうど洗面器をひっくり返した置いた形に似ているので、ある年齢以上の人は

「ブィンダレ山と呼んでいる。

これまでも何回か通りがけに「参拝したいな」と思った時もあったが

そんな時に限って雑草や木が鬱蒼としていて、とても踏み分け,かき分け登る勇気はなかった。

先日、姉が一人で実家へ行った帰りに「ブィンダレ山」への登り口が

綺麗に草や木が狩り払われていたのに気付き「今なら登れるかも・・・」と言ったのだ。

全く初めて登るばばは、頂上までどのくらい時間がかかるのかも知らないし、

どのくらい険しい上り坂があるのかも知らなかった。

それに、姉とたった二人で登るのも何となく不安だった。

地面は雨で湿っているし、最初は「山登り?」なんか思ってもいなかったので

ばばはサンダルを履いていた。

(大丈夫かな?)と思ったが、2月末井之川岳に登ったことを考えれば、

遙かに楽だろう。。。と思った。

道の横に車一台止められそうな空き地があったので車を停めた。

質素な鳥居をくぐり抜けいざ登り始めると、

普段の散歩コースの坂をちょっときつくしたくらいの勾配だ。

つい最近、狩り払い作業をして下さったようで歩く所には雑草も雑木も無く、どんどん登れる。

その上、右側には太いロープが張られていて、いざという時は掴まればいい。

道幅は狭く、一人しか通れないので姉が先頭に立ってばばはその後ろにぴったりくっついて行った。

木々の間からはアカショウビンの声が聞こえる。

ヒヨドリも鳴いている。

見慣れない白い花が咲いていたので

「先日じじがアップしたネズミモチかな?」と思いながらもパチリ。

夢中で登って行くと、急に平坦な場所に着いた。

でも・・・・神社らしき物が見えない。

???????と思いながらあちこち見回すと端っこの方に何やら見えたので近付いていくと

地面の上に「道真公」とおぼしき小さな置物が置かれ、その前に杯がいくつか見えた。

ばばは、神社があってその中に祀られていると思っていたので拍子抜けした。

何はともあれ、両手を会わせ参拝した。

その後、実家方向を眺めると、近くの電話アンテナの鉄塔が見えた。

ぐるっと、見回すと眼下は海。

天気が悪いにもかかわらず、サーフィンを楽しんでいる人が見えた。

遙か沖には通称「オキノトンバラ」の奇岩が見えた。

また、ぐぅっと左を見ると轟木集落へ続く長道が見えた。

今日が晴天なら、どんなにか見晴らしが良かったことだろう?

今度、天気の良い日に絶対じじも一緒に登ろう・・・と思った。

長居するほど広い場所でもないので、しばらくは周囲の木々の間に

珍しい生き物でもいないか目をこらしたりもしたが、

ガジュマルの枝に留まった黄色っぽいカタツムリ以外何も見つけることが出来ず、下りることにした。

下りながらも絶えず目は彼方此方、被写体がないかキョロキョロ。

・・と、木の枝の間に、いつもの散歩で出会いを熱望している「キノボリトカゲ」を発見!

じじがいたら良かったのに、崖の近くにいる上、木の枝で体が隠れてなかなかうまく撮れない。

でも、じじに報告するために2枚は撮影した。

下りる時は、試しにと時間も計ってみた。

するとなんと言うことでしょう!たったの5分弱しかかかっていなかった。

登りも6分くらいもみれば充分かな?

今日は、天気も悪く、じじも一緒じゃなかったけれど

近日中に、また訪れたいと思った。

 

「学問の神様」に「じじと、ばばの物忘れが少なくなりますように。。」と

一番お願いしなくてはいけなかったのに

ばばは学問とは別のことをお願いしちゃった!

願い事の内容をカミングアウトすると、願いが聞き入れられないかも知れないので

何を願ったかは、ヒ・ミ・ツ。、

ふだん横着なばばだけど、やはりお寺や神社に行くと神妙な気持ちになる。

身近にも神社は二つもあるし、時々は心を綺麗にするためにも神社通いしようかな?

※追記

今日は「こどもの日」で、子供が主人公のような気もするが

今を去ること数十年前、あるお母さんが

「こどもの日って、成長した子供達が親に感謝する日でもあるんですよ」

と言われたことが妙に心に残ったばば。

でも、やはり「こどもの日」。

我が愛する三姉妹達に電話でもしようと思っていたら

奇しくも・・というか、娘達から次々に電話がかかってきた。

元気そうで楽しい連休を過ごしたようでホッとした。

離れて暮らすと、何時も子供達のことが気にかかる。

ちゃんと食事しているだろうか?

体調崩していないだろうか?

離れている分、お互いを思い合い情愛は深くなる。

明日から、又戦争のような慌ただしい日が始まるけれど

元気で日々過ごして欲しい。

それが、一番のじじとばばの思い・・・・・

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿