バトンタッチ

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 2月28日(土)時々小雨

2009年02月28日 19時24分43秒 | 自然のこと

今日で2月も終わり。

如月から弥生へバトンタッチ。

島は蚊が飛び、クーラーを付けるくらい暑くなったかと思うと

肌寒くなったりと不順な天候が続いている。

ホットカーペットも片づけようと思うけれど

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り寒波の戻りがあるかも知れないと

しばらく様子を見ることにした。

 

人間と同じように自然も季節の移ろいに対応している。

ばばの家の近くのお宅に大きな蜜柑がまだいくつも付いているが

その蜜柑の傍らには、白い蜜柑の花がたくさん咲いている。

果実と花の競演だ。

画像では分かりづらいが果実の左手前に花と蕾が付いている。

桜はすっかり散り、桃の花が満開だった木も

今は葉と花が混在している。

 

この蜜柑の木のあるお宅から少し歩くと「山羊汁」を

供してくれるお店があるが、その壁際にスミレが群生していた。

画像はほんの一部で50個くらい花が咲いていたよ。

 

昨日、じじは散歩途中で「グミの実」をたくさん採ってきた。

ドングリくらいの大きさでオレンジ色に熟しているので

ばばもそっと囓ってみた・・・・・・・・・

感想は?

スッパ〜〜〜の一言。

細長いミニトマトのようですね。

 

毎朝ウグイスが鳴き、セキレイが目の前の屋根に留まる。

春っていいなぁ〜〜〜と浮かれてばかりはいられない。

 

先日じじが「ばば、散歩の大瀬川コースは

もう楽しみが何にもなくなったよ」と言う。

その訳を聞くと、川の中州などの雑草(水草・アシ・ヨシ等)が

悉く刈り払われているという。

この中州にはたくさんの鳥が生活していた。

2年前まで鳥の名前などほとんど知らなかったばばに

じじが散歩途中写真撮影をしながら

一つ一つの名前を教えてくれて、ばばもいくつかは覚えた。

バン・セイタカシギ・セキレイ・ゴイサギ・鴨・白鷺等々・・・・・

 

ばばは川縁で鳥たちの姿をじっと見ていると

何故だか心が安らぎ癒されているような気持で

何時間でも過ごせたのに・・・・・

 

大瀬川の汚れはばばも気にはなっていた。

自転車や空き缶などが投げ捨てられ雑草も生い茂り・・・・・

川底のヘドロをさらい、ゴミを撤去するのは良いとしても、

せっかくあれだけの鳥たちの楽園だった川が

今は鳥一羽見えないと聞くと、訳もなく腹立たしくなり

寂しい気もする。

掃除をしてきれいにするのは良いけれど、

何とか鳥たちの生活のことも少し考えてはもらえなかったのだろうか・・・・

水草を刈り払った人たちは

あの悠々と泳ぐバンや鴨の可愛らしい姿を見たことがあっただろうか?

川岸にたたずみ何時間も動かずじっとしていたゴイサギの姿を

見たことがあっただろうか?

環境整備はもちろん大事!

でも生き物との共存も大事!

 

あの水草は又時間が経てば生えてくるだろう。

しかし、その時、あのたくさんの優雅な鳥たちは

戻ってきてくれるだろうか?

 

ばばはここ一月ぐらい夕方の散歩に行ってないので

大瀬川の中流の様子は全く分からないが

あのたくさんの鳥たち、今はどこでどのように暮らしているのだろうか?

 

ばばは願う!

大瀬川の、うんと上流あたりは人間の手の入っていない場所があるはず。

そこで、たくさんの鳥たちが元気に暮らしていてくれることを。。。。。。。

 

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