時は流れ・・・
9月17日(日)晴れ
室温33,1度、湿度47%の我が家です。
そんな中、花壇の縁には数輪の花が開花している。
今日も、外は、いつも通り風があって木の葉や、
朝干した洗濯物が気持ち良さそうに揺れています。
今日は敬老の日。
島でも、各集落で敬老会が催されているようです。
我が家でも、じじ、ばばの両親が元気な頃は、家族で「敬老祝い」をしていたなぁ・・・
敬老会当日、ばばはご馳走を作り、夜には両親と叔母を我が家に招待していた。
ご馳走を並べたテーブルをみんなで囲み、食事をしたら
義父が、ばばの作った料理を毎年褒めてくれ、内心嬉しかった。
食事の合間に、娘達は当時習っていたエレクトーンやピアノの演奏をしたり
歌を歌ったり、メッセージを送ったりするのが恒例だったなぁ・・・・
じじと結婚したとき、義父が「ばばちゃん、好きで選んだ道だから
仕事を続けたいだけ続けて良いよ。母ちゃんとふたりで出来る事は手伝うから。
もし、仕事がきつくなった時にはいつでも辞めて良いからね」と言ってくれ
その言葉通り、我が家の子ども達は生後数ヶ月から、じじ両親、叔母が世話をしてくれた。
そのお陰様で、ばばは定年間近まで、大好きな仕事を続けることが出来た。
だから、じじ両親や叔母さんには、未だに感謝の思いしか無い。
日頃お世話になっている両親や叔母さんに、お礼の気持ちを込めて
「誕生日」「母の日」「父の日」「敬老の日」などには、我が家に招待して
一緒に食卓を囲みながら、楽しい時間を過ごしていた。
ばばの実家は、我が家から、ちょっと遠いうえに、ははが乗り物酔いをするので
数日前に、ばば達家族が実家へ行って、ささやかなプレゼントを渡したり
食事を準備して、一緒に夕食をすませ、娘達がメッセージを送ったりしていた。
娘達が進学や就職で島外へ出てからは、
賑やかな「敬老の日」などのイベントをする事は出来なかったけれど
それなりに毎年、良い思い出を作っては来た。
仏壇のお水を替えたりするとき、両親4人の写真を見ながら
数十年目のことを思い出し、たまに涙ぐみそうになることもある。
二度と戻らぬ、両親と過ごす時間。
現在、ばばに出来る事は、仏前にお酒を備えたり、お線香を手向け
お墓へ行って掃除をしたり、お酒やお水を替えうことくらい。
両親や叔母さんに可愛がってもらった分、ばばは、じじや子ども達を大事にし
見守っていきたいと思っている。