切なく寂しい
4月5日(金)小雨
ドンヨリ天気なので、元気なハイビスカスの花をみて、元気を出そう!
何ヶ月ぶりだろう?昼に雨が降るって・・・朝から小雨の徳之島です。
撮影に出かけたじじも、近場まで行ったら、小雨が降り出したので早々に帰宅。
雨は欲しいけれど、ばばが出かける頃には止んでくれ~~と願う自分勝手なばばです。
今日は、ロボット掃除器が頑張ってくれる日。
朝8時から掃き掃除ロボットが、30分遅れで拭き掃除ロボットが動き出すようにセットしてある。
だけど・・・始動時刻になっても、拭き掃除ロボットがなかなか動き出してくれない。
だから、毎回、ばばがタブレットを触って、掃除を開始し、終わるのはそれぞれ自分で基盤に戻る。
掃き掃除と拭き掃除、2時間半から3時間くらいかかってやってくれる。
掃除機同士、時々ぶつかったりしながら頑張ってくれている。
自分でコード式の掃除機を引っ張り出してゴミを吸い取り、その後、モップで拭き掃除をしていた頃と比べると、とても楽。
ロボット君が頑張ってくれている間、ばばは他の家事が出来る。
こんなに楽をさせてもらっているのは、娘達のおかげ。
時代遅れのばばに、最新式のトースターや、ロボット掃除器をプレゼントしてくれた。
娘達が、じじとばばにしてくれる事に感謝しつつ、自分は両親を喜ばせることをして上げられたか?
と、自分に問う。
両親は、農業をしつつ子どもを育て、教育を受けさせてくれた。
ばばが社会人になっても、その日、その日の生活に手がいっぱいで
なかなか親孝行は出来なかった。
じじと結婚し、娘達が生まれてからは、姉の親子と我が家族で、毎週末実家へ行き
色々話しながら、一緒に夕食をして帰宅していたが、
週末に必ず孫たちと会わせて上げられたことだけは、親孝行だったかなぁ?と思う事もある。
母は乗り物に弱かったので、一緒に旅行とかにも行けなかった。
父は、家族旅行に数回、一緒に行ったり、じじが沖永良部まで連れて行ってくれたりもした。
又、父は読書好きだったので、月刊誌や週刊誌を買って行ったらとても喜んでくれた。
母は、皇族の写真を見せたらとても喜んでくれたので、
皇族の写真が載っている本や雑誌を買って行くと、何回も見ていたようだった。
週末には、家族揃って過ごすのが普通だと思っていたけれど、子ども達が巣立ち
両親も年を重ねると、何故か言いようのない寂しさを感じるようになった。
ばばは、仕事帰りには実家へ寄って、両親と話したり、たまには食事をして帰宅する事もあった。
でも、ある時期から、実家へ向かう途中の車中で「いつまで両親と楽しい時間を過ごすことが出来るんだろう?」
と思うようになり、涙を流すこともよくあった。
当時、両親は、もう80才を超えていた。
いつかは来るであろう、最期の別れ・・・・信じたくなかった。
そして「自分の親はいつまでもいてくれる」と信じていた。
そうして、又時間は流れ・・・・当時の両親の年齢に近づいて来た、自分。
家族のこと、兄弟姉妹のことを考えると、何故か切なくなる。
でも、クヨクヨしたって始まらない、自分が健康に気をつけて
親の年を越えるまで、元気で長生きしなくちゃ!と考えるようになった昨今です。