ふと

2月18日(日)晴れ

我が家の桜の枝に付いていた物・・・何か分かりますよね~

さて、今日まで、穏やかな天気だそうで、朝、洗濯して干したら、もう、取り込めました。

洗濯物を取り込もうと庭に出ようとして、何故か「ケンムン」と「ガオロ」という言葉が頭に浮かんだ。

ばばの幼かった頃、周囲の人がよく言っていたなぁ。

「ケンムン」とは・・・「妖怪?」都でも言い換えれば良いのかと思いつつ

適当な言葉は思いつかない。

ばばが小学生の頃だったかなぁ?親や周囲の大人の人たちから、

子どもがひとりで山道や畑の間の道など通ると「ケンムンに引っ張られるよ」と言われ

海へ行って、身の入った貝など拾って帰る時は

「子どもだけで海に行って、貝とか捕って帰る時は

気をつけないと、ケンムンに奪われるよ」とも。

又、「ガオロ」は「河童」の事だと思うけれど、

「山の中の深い川へ子どもだけで行って泳ぐと、ガオロにマイ抜かれるよ」と注意されていた。

「マイ」とは、方言で「お尻」のことだけど、お尻そのものを抜かれる事は無いだろうから

きっと「肛門」とか「腸」という意味だったのだと思う。

ばばの実家近くには、山道を下りていくブーチ川」という川があった。

その川の下流は、海へ続いていて、下流は水深が、とても深いとも聞かされていた。

実際に、小学生の女の子が溺れてしまうという水難事故もあった。

母と一緒に洗濯とかに行くことはあっても、子どもだけで、その川へ行ったことはなかった。

やはり、目に見えない「何か」を怖がっていたのだろうとは思う。

普段怖いと思っていたのに・・・・

小学生の中学年か高学年の頃、女友達と一緒に下校途中で

男子が「通せんぼ」をして、ばば達は怖くて、普通の通学路を通れず

遠回りをして、帰るしか無かった。

その時、海の近くへ行き、ブーチ川へ行った。

夏の暑い日だったので、ランドセルを岸において、そのまま川に入って暫く泳いだり遊んだりした。

帰る時は、びしょ濡れの衣服で、ランドセルは前に抱くようにして数名で歩いた。

が、たまたま農作業中だったであろう、集落の人に見つかってしまったらしく

学校に連絡されていた。

そんな事とは知らず、翌日登校すると、何故か、ばばだけ職員室に呼ばれ

転任の先生から厳しく叱られた。

何故、自分だけ??と思ったけれど、怖いので、黙って先生の言うことを聞いていた。

帰宅後、親にも叱られたかも知れないが、

ばばは、未だに「何故、他の友達は叱られず、ばばだけ叱られたの?」と思う。

「ケンムン」と「ガオロ」という言葉が急に思い浮かんで、

とりとめも無い文になったなぁ・・・・

 

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