いつかなぁ?
3月6日(月)晴れ
陽差しが暖かく、穏やかな天気の徳之島です。
今朝は、ゴミ出しから始まって、終わったらお墓へ行って除草剤撒いて来た。
やるべき事がありすぎて、どれから手を付けたら良いのか?判断に迷いつつの毎日。
まぁ、ボチボチやっていきましょうと気持を切り替え、庭を見回ったら
又、桜が咲いていた。
1月に咲いていたのに・・・・桜って咲く時期は決まっているはずなのに・・・
と思いながらも、何だか嬉しくなった。
この桜は、本当に思い入れが深くて、特に花が咲く時期になると
他人に対する「優しさ」とか「思いやり」について考える。
この桜の品種は分からないけれど、ばばは勝手に「Tちゃん桜」と名付けている。
Tちゃんとは学生時代に、同じ徳之島出身ということで知り合った。
ふたりとも社会人になり、結婚して、同じ校区に住んでいるということが分かった。
それでも、挨拶を交わすくらいで、、深いお付き合いは無かったが
たまにTちゃんがおやつや野菜など届けてくれたりしていた。
そんなTちゃんに、ばばは助けてもらった事がある 。
ある年、じじとばば、兄弟姉妹旅行をしようと義妹夫婦が計画を立ててくれた。
しかし、当時、義母が施設にお世話になっていて、
時には施設へ面会行ったりしていた。
当時は周囲に頼れる人も居なくて、
もし、義母が急に体調でも悪くなったらと考えると
1週間ほど旅行に行くことなんか考えることさえ出来なかった。
特別義母の体調が悪いわけでは無かったが、万が一何かあったら・・・
と思うと決断できなかったのだ。
そんな時、Tちゃんが「お母さんのことは気にしないで旅行行っておいで。
私が、たまに面会に行ったりするから」と言ってくれたのだ。
それでも、すぐに決断は出来なかったが、
最終的にはTちゃんの好意に甘えることにして、じじとばばは旅行に出かけた。
久しぶりに気分転換もでき、母の体調も安定していて
ばばたちも楽しい思い出も沢山出来た。
それから暫く経って、Tちゃんが、小さな桜の苗木を持って来てくれた。
桜は、ばばが一番好きな花。
いつか、自分の庭で育てて見たいと思っていたのだが
Tちゃんが、その夢も叶えてくれた。
苗木をもらって植えて、3年後くらいかなぁ?見事、大木になり
初めて1個の蕾を付けてくれたときの嬉しかったこと!
Tちゃんと約束した。
桜が満開になる頃には、庭で花見をしながらコーヒーでも飲みながら
お喋りしようね・・・・って。
まだまだ花数は少ないけれど、毎年数十個の花を付けてくれるようになった。
何故か?花よりも葉っぱの成長が早くて、
花が開花しても、その周囲は沢山の葉っぱが・・・
去年12月頃かなぁ?数輪花を咲かせ、その後は全然咲かずだったが
何と、ここ1週間ほどで、又花が咲き始めた。
葉っぱの数に比べれば、花の数は断然少ないけれど・・・・・
枝いっぱいの花を咲かせるためには、肥料とか?土壌とか?コツが要るのかなぁ?
いつになったら、木全体を覆うほど花が咲いてくれるんだろう?
「Tちゃん桜花見会」は、いつ開催できるのだろう?
楽しみに待っていよう。