いのち

11月21日(月)晴れ

写真が無いので、島の夏の碧い海の画像でも・・・

今朝は、食事をしながらラジオを聞いていると

はせがわ ゆうじさんという方の「もうじき たべられるぼく」という絵本の紹介があった。

執筆者の はせがわさんが出ておられて、この絵本のことを話していた。

もうすぐ 人間に食べられてしまう「子牛(ぼく)」が最後にお母さんに会いたいと思い

生まれた牧場へ電車で向かう。

小さい頃、お母さんと引き離され、別の牧場に貰われた「ぼく」。

牧場では、美味しい肉にするために「食べれ、食べれ」と牧草をいっぱい食べさせられ

丸々太った「ぼく」・・・

スリムな馬のように草原を走り回ったり、象やキリンのようにみんなに愛されたかったなぁ・・・

大きくなった「ぼく」を見たら、お母さん、ビックリするだろうな

等と思いながら、牧場の近くを通ったとき、車窓から別の子牛と一緒にお母さんの姿が見えた。

ゆったりとくつろぎ、幸せそうなお母さん 今、「ぼく」が出て行ったら・・・・

「ぼく」はお母さんと会うのを諦める。

そして車窓から、じいっとお母さんの姿を見ていたら

「ぼく」の方へ全力で走ってくるお母さんの姿が見えた・・・・・・

切ないストーリーでした。

そして、私たち人間は沢山の命をいただいて生きているということを改めて思った。

最近、又、鳥インフルエンザが流行りだして

どこかの養鶏場では数十万羽?の鶏が処分されているというニュースを聞いた。

その後、鳥インフルエンザも治療することが出来るようになったから

殺処分をしないで下さいという研究者?の談話も聞いた。

ばばは、肉の脂身とかは全く食べられない。

つい先日、友人と話していて「昔は、各家庭で豚を飼っていたよね」という話になった。

子豚を数頭買って育て、大きくなったら何頭かは(肉屋さん?)に売って

1頭は正月直前まで飼って、年末になると、各家庭で豚を潰し

海へ運んで行って、きれいに処理して来て、肉の部位によっては

お正月料理に使っていたが、残った分は塩を揉み込んで陶器の甕に入れ保存し

色々な行事の時などに使っていた。

各家庭で潰した豚の血ではお汁を作り、ある年齢までは、そのお汁も美味しく食べていたと記憶している。

そのお汁のことを「血汁」と言っていたが、今は見た事も食べたことも無い。

60年以上経った今でも、頭を下にハシゴに括り付けられ、とどめを刺される豚の姿が脳裏に浮かぶ。

ここ数年、肉を食べられなくなって「タンパク質は何から摂るの?」と友人から聞かれ

「豆腐と卵」と答えているばば。

小さい頃は平気で食べていた物が、全然食べられなくなった・・・・

こういう事って、良くあることなんでしょうね。

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