怖っ!
6月8日(水)曇り時々晴れ
1日雨は降らないだろうと思い、久しぶりに姉と一緒に実家のお墓参りに行って来た。
庭のヒトツバが結構大きく伸びてきたので、枝を切って、お墓の花瓶に挿してきた。
お墓参りを終え、実家へも行ったらセンダングサがいちだんと生長し、
足を踏み入れたらハブでも潜んでいるのでは?と怖いくらいだった。
天気が良ければ、除草剤を撒いたりできるのだが、
やはりシルバーさん達にお願いした方が良いかなぁ?と思いつつ帰宅。
庭の生い茂ったセンダングサを見たせいか、昼、じじからハブの話を聞いたせいか
何故かハブのことが気になっていて、ふと気づいたら
3月ごろにもらったハブの資料に目が行った。
その資料によると、令和3年度のハブ咬傷者が奄美大島で15名、徳之島で23名いたそうだ。
ばば達が子どもの頃から、大人の人たちがハブを捕まえて
役場がどこかへ持って行けば、結構良い値段で引き取ってもらえると聞いていた。
今でも、どこかでハブを買い取ってくれるらしく
令和3年度のハブの買い上げ数は奄美大島で13,823匹、徳之島で7,522匹だったそうだ。
1年間で7,522匹って、1日平均20匹以上も、ハブが捕獲されたと言うことだよね、怖っ!
資料によれば、ハブの餌は80%いじょうが野ねずみで、他に鳥類や
トカゲ、カエルなどを食べているって。
ハブの毒は出血毒で、咬まれると激痛と腫れが広がり
筋肉が溶かされ、ひどい場合は死亡することもある・・・・・
以前のブログにも書いたと思うけれど、ばばの身近でも何名かハブに咬まれた人が居た。
何十年も前の話だけど、ばばの知っている先輩は、畑でハブに足を咬まれた。
すぐに、持っていた鎌で、噛まれた場所をわざと傷つけ、
ハブの毒を押し出すようにして大事には至らなかった。
ばばの父も、頭を咬まれたことがある。
これも以前書いたが、畑仕事を終え、カゴを背負って坂道を上って帰る途中
狭い道路脇前方にソテツの木があり、その上の方に、
とぐろを巻いていたハブがいて、父の頭部に飛びかかってきたそうだ。
家までほんの数分の距離の場所での出来事だった。
ばばの職場にもすぐ連絡があって、急いで病院に駆けつけたら
既に処置を終わっていたが、父の顔が腫れていたのを思い出す。
やはり、資料に書かれている通りの症状だった、激痛もあっただろうけど
父は家族に心配をかけまいとしてか、痛みを口に出すことは無かった。
ハブの活動が盛んなのは4月から6月と、9月から10月頃で
気温が18度~30度(特に24度前後)が最も活動しやすいそうです。
冬眠に入る前と、冬眠から目覚めた頃なのかな?
ついつい油断しがちだけど、草地や藪の中だけで無く
ハブは水路や、石垣の中、コンクリートの上にだって現れるから
油断大敵、家の戸や窓も開けっ放しはしないように気をつけなければ・・・・・