見ず知らずの方が・・・・
12月2日(木)曇り時々小雨
昨日、旅先から戻ったら、ホッとしたのか?今朝は7時過ぎまで寝てしまった。
じじが「良いよ、良いよ、ゆっくり休めば」と言ってくれたけど
何だか申し訳ない。
そこからバタバタと階下へ降り、洗濯機のスイッチを入れ,ゴミ出しの準備をし、朝ご飯の準備。
暫く経って下りてきたじじに、ゴミ出しを頼み、そのご朝食。
すると、じじが、ばばに「クイズ出すから、分かるかな?」って。
はい、どうぞ!
じじ「5963と書いて何と読む?」、ばば「ごくろうさん」、じじ「正解!」
じじ「4649と書いて何と読む?」。ばば「よろしく」、じじ「正解!」
なぁんだ~これなら、小学生でも分かるし、これまで何十回も見たクイズだよ・・・
と思っていたら、じじ「じゃぁ、最後。2,99999。これは何と読む?」、
ばば「にく~~~っ!」、じじ「残念!」。
うぅ~~ん、考えても、考えても分からないから「参った!分からない」と言うと
じじ「ほぼさんと読むんだよ」、ばば「何で?保母さんって読めるの?」。
じじ「2,999999って、ほぼ、3に近い数字だから」。
なるほど!納得!
これ、勿論、じじが考えた問題では無くて、朝起きてからスマホで見つけたクイズらしい。
朝、追い抜けでボォ~~っとしていたばばの頭、少し動き出したよ。
でもね、不思議なことに、じじとばば、今回鹿児島までしか行ってないのに
何故かふたりとも、東京に行って来たような錯覚をしているの。
コロナ禍で、娘達とも会えていないから、妄想してしまうのかなぁ?と
ふたりで話しながら、ゆっくり、のんびり朝食・・・・の朝でした。
そうだ!昨日鹿児島空港から飛行機の乗る前
じじとばばは、畳の間のスペースでお弁当を食べたんだけど、
他にも数名のお客さんがゆっくり休んでいた。
ばば達の横の方では、若い女の方がスマホをいじっていた。
食事を終え、じじが「点眼液、入れてくれる?」と、ばばに言ったので
「良いよ」と答え、3種の点眼液を出して、順番に目にさしていった。
じじが瞬きをしたり、ばばが薬をさす角度を少し違えたりすると
薬が流れ出てしまうこともあって、ティッシュで拭きながら薬をさしていた。
すると、横に座っていた女の方が「これ、どうぞ」と何かを差し出したので
ビックリしながらも「ありがとうございます」といただいたら
パッケージの上に「アイ浄綿」と書かれていた。
「私も目の具合が少し悪いので、これを使っているんですよ。
よろしければ、使ってみて下さい」と・・・・・ありがたいねぇ・・・見ず知らずの、じじとばばに
温かいお心遣い。
その後、少し話していたら、その方は東京にお住まいの方で、旅行が好きとのことだった。
島を巡るのが好きらしくて、今回は与論島へ行くとのことで
喜界島と徳之島へは、まだ行ったことが無いと話された。
「徳之島へいらしゃる時はご案内いたしますよ」と、じじとばばが言うと
「ありがとうございます」と答え、「そろそろ搭乗時刻ですので失礼します」
と立って、搭乗口の方へ急ぎ足で走って行かれた。
世の中、何処でどういう方のお世話になるか、分からないなぁ・・・と言うか
優しい心の持ち主の方が多いなぁと思った出来事でした。
二度と会うことも無いとは思うけれど、ばばも他人に対して優しい心を持ちたいなぁ
と思いながら、徳之島行きの搭乗開始時間を待っていました。