「ばばの日記」
11月21日(日)曇り
思いがけない我が家の緊急事態、じじの目の不調。
いつもと変わり無く「行っていらっしゃい」、「じゃ、行ってくるね」と
普段通り送り出した家族が、急に体調異変を起こしたら・・・・
先日、まさに我が家で。
撮影に出かけたじじが、いつもより1時間半くらい早く帰宅。
玄関位入るや「大変な事になった!目が見えなくなった」と。
動転したばば、「すぐ病院行こう!」と、なりふり構わず、近くの眼科へ。
診察した先生が「眼内レンズがズレ落ちていますね。
島で手術が出来る病院はありませんから、鹿児島か都会の手術設備の整った病院へ行った方が良いですね」と
すぐ、紹介状を書いて下さった。
帰宅後、パニックになりながら、あちこち連絡した。
その後、最低限の荷物をまとめ、飛行機のチケットを買いに走ったり
役場へ行って、書類をもらったり。
幸い、チケットも一番早い便が取れた。
その後は、ホテルの予約をしたが、何故か、どのホテルも20日だけ満室で予約が取れない。
行けば、何とかなるだろうと、そのまま翌日出発。
鹿児島に着いた翌日、すぐ紹介された病院へ。
受付は、8時30分からだったが、30分以上早く病院に着いた。
すでに廊下に2、3名の方が待っていて、行った順に並んでいるようだったので
ばば達も、前の人の横に座った。
次々と人が増え、玄関の外に立って待つ人も。
やっと、ドアが空き、次々と患者さんが中に入り、受付窓口に行き、待合室で待つ事に。
その後は、数日前のブログに書いた通りで、幾つもいくつも検査を受け、先生の診察を受け
帰宅したのは夕方だった。
ほぼ座りっぱなしの1日だったが、検査を受ける間、ばばも何回か呼ばれた。
その中で、じじが約20年前に手術を受けた時、病院からもらった資料を持っていて提出した。
すると、看護士さんやお医者さんから「これがあれば助かります」と言われ
二十数年前の、手術時の資料を大事に保管していたじじ、今回は本当に良かった。
ばばは、よっぽど大事だと思う物以外は、どんどん捨てるタイプ。
対してじじは、ばばが、じじのものを何か捨てようとすると
「ちょっと待て」と、取り戻すことがけっこうある。
だから、最近は、捨てる物は各自決めるようにしているが、じじは、どんどん溜めていくタイプ。
ばばは、できれば捨てる・・・の繰り返し。
でも、今回、じじが二十数年前の受診、手術の記録を持っていた事も納得出来るし
じじを見直したり。
とにもかくも、手術が無事終わって、まずは一安心、後は、結果良ければ万々歳。
大事な物は残しておく。
大事か大事じゃないか?の判断が難しい、ばばです。