送り盆
8月15日(日)晴れ時々曇り
今日は送り盆。
画像は、我が家の庭に、ひっそりと咲いているジャスミンの花です。
2年前までなら、ご馳走を作り、都会から帰省した親族など
みんなでお墓に行き、ご馳走を食べながら・・・・
提灯に火を灯して、暗くなるまでお墓で語り合うという家族もあった。
今年は町の防災無線放送を通して、町長さん自らの声で
「送り盆も親族だけで、短時間に・・・・」とのお願いが続いている。
ばばも、子供達も帰省できず、じじとばばと、ばば姉3名で
お墓へ行き、ご馳走を食べて・・・と言うのも嫌なので
両親が亡くなってからは、お墓でお重を開けて・・・という事もしなくなった。
子供達も幼く、両親が元気な頃は、送り盆の日は
同じお墓にご先祖様が眠る親族が集まっていたので
自分の家族だけで、両親を入れ7名分、そして、おじさんやおばさん方の分も
となると、14,5人分飲み物やご馳走を準備した時期もあった。
ご馳走を交換し合って、いただきながら、1時間~2時間位は
お墓の前で語らっていたと思う。
しかし、今は送り盆と言っても・・・じじとばばと、ばば姉だけ。
今日は、早めに、じじ家ご先祖様を送り、その後、実家のお墓へも
ご先祖様を送って行く。
お昼2時過ぎに、姉の家に寄って、実家のお墓へ出発。
時間が早かったせいか、お墓では誰とも出会わなかった。
帰宅する時、いつもは、じじ家お墓のすぐ上を通るが
例年、この時刻には、道路の両側に車がいっぱい止まっていて
もし、対向車が来た時、離合が難しいので別のコースを通るのだが
「もしかして?今年は車もいっぱい止まっていないかもよ。
試しに通ってみようか?」と、走ってみた。
止まっていた車は、たったの2台。
毎年、あんなにびっしり両側駐車していたのに。
今年は、やはり、コロナ禍のせいかなぁ・・・と思いながら、すっと帰宅できた。
今夜も、又コロナ感染者が増えた・・・とか、放送があるのだろうか?
ドキドキしているばばだ。
盆踊りとかも無く、静かな3日間だった。
今年のお盆も、終わった・・・・・・
じじ両親、実家両親の写真を見ながら
「これからも、ずっと私たちを見守っていて下さいね」
と、お願いをした3日間でもあった。
普段お墓参りに行く時も、心の中で、ご先祖様に話しかけるばばだが
いつも、お願いばかり。
今のばばに出来ることは、お墓の周囲をきれいにし
お墓参りを欠かさない事・・くらいだけど、今後も、しっかりやります!