胸がいっぱいに・・・
「ばばの日記」
7月27日(火)曇り時々晴れ
1週間ぶりかなぁ?いや、それ以上かなぁ?
やっと鹿児島からの定期船が入港し、生活物資も届いたはず・・・
今朝は8時前くらいに汽笛が聞こえた。
(そう言えば・・・臨時便が入港するんだったな)と思いながら庭に出た。
夕方はお店に行って、牛乳や野菜など、ちょっと買ってこよう。
ずっと天候が不順で、洗濯はしたけど、外に干せず
部屋干しにしていたので、外に出した。
お日様の光を浴びながら、洗濯物が風に揺れている。
そろそろ取り込んでも良いけれど、もう少し干しておこうかな?
昨夜から、ずっと話題になっているけど、昨日
奄美大島・徳之島・沖縄島北部及び西表島が、世界自然遺産に登録された。
登録が決定した直後から、都会で暮らす甥っ子君や我が娘達、
友人から次々と「おめでとう~」のラインが入った。
心から嬉しい。
今まで以上に周囲の自然に目を向け、自分たちで出来る事はやって、
豊かな自然がずっと守られるような行動をしていかなくては!
1週間以上ぶりに、定期船が入港したと書いたが
郵便物や宅配便の荷物も大分滞っているはず。
午前中、1通の手紙がポストに投函された。
見てみると、かわいいかわいい教え子ちゃんからだった。
ところが・・・・何故か封筒が湿気ていて、裏の封印されたところもホロッと開いて
切手も、ほぼ剥がれた状態で、ビックリ!
ずっと天気が悪かったので、投函後、ポストの中にも横殴りの雨が打ち込んで
湿気てしまったのかなぁ・・・・と思った。
お手紙を開いて読んでいると、何故か胸がいっぱいになったばば。
今日、手紙をくれたAちゃん、小学1年生の時に担任した。
そして今日のお手紙では、就職した先での試用期間おわり、
今月から本採用になって、日々頑張っているとの事。
小学生の頃は「大人って好きな物を買い、好きな物を食べ、自由でいいなぁ」
と思っていたけれど、自分が社会人になり、働いてみて
かつて、お母さんが「大人も大変なのよ」と言っていた意味が分かるような気がするって書いてあった。
又、今の仕事に就いて「人の死」にも数回立ち合い
「一度しか無い人生、後悔しないように沢山学んで、遊んで、笑って過ごしたいなぁと思います。。。。
とも、書かれていて、他にも離れて暮らす家族に対する思いとか
読んでいて「何て良い子だろう」と感動して、胸がいっぱいになり、涙が出そうになった。
ばばがAちゃんと同じ年の頃、ここまでしっかりした考えを持っていただろうか?
ふるさとや両親、兄弟姉妹に対する思い・・・・・
小学校1年生の頃、いつもニコニコ、ばばに話しかけ、友達と楽しげに語らい
授業中も積極的に発言し、掃除や作業など一生懸命に頑張っていた、
幼い顔のAちゃんが目に浮かぶ。
ばばが退職して、何年か後に高校に進学したAちゃん達。
登下校中など、ばば宅の横を通る事がよくあって
道路から「ばばちゃ~~~ん」と呼んでくれたりもしたなぁ・・・・
あっという間に高校を卒業し、自分の夢を実現するために進学し
立派に成人し、そして夢を叶えて、命と向き合う仕事を
日夜頑張っているAちゃん。
Aちゃんからのお手紙を読みながら「ばばは、こんな内容の手紙が
書けるだろうか?」と思ったけど・・・書けないなぁ・・・・
今日は、かつて担任した可愛い教え子ちゃんのお手紙を読みながら
いろいろな感慨にふけり、感謝したばばでした。