物々交換
6月11日(金)曇り時々小雨
今日も昨日と同じような降ったり曇ったりの徳之島です。
今朝は、昨夕から部屋干しにしていた洗濯物を
少しでもお日様の光に当てたいと、陽ざしが出た時サッと庭に出した。
数十分後には横から打ち込むような雨で
慌てて軒下へ・・・
同じような事を繰り返し「もう、良いかぁ〜」と廊下へ洗濯物を取り込んで一息。
いつになったらカラッと晴れてくれるのかなぁ。。。。
その後、いつもと同じように花壇の雑草など抜いていたら
お隣のお姉さんも、花の手入れをしている様子だったので
「おはようございま〜す」と声をかけたら、近寄ってきて下さって、少し立ち話。
お姉さん宅のデュランタの大きな枝が1週間ほど前から折れて垂れ下がっていたので
伝えると「あら、気づかなかった」と、すぐに枝を引っ張って折った。
ばばが「去年、お姉さんからいただいた、うちのデュランタ
1本はだいぶ大きくなったのに、1本は、いただいた時と同じ大きさくらいなんですよ」
と言うと、太陽の光の当たり具合の違いかなぁ」って。
その後、ばばが庭のデュランタ「丸坊主」にしたと話し
「太い枝は、鉢植えにしているんですよ。
でも、根付いているかどうか確かでは無いんですけど」と鉢を見せると
「あら、そんな太い枝を挿しても、根付かないかもよ。
私も昔友達に教えてもらったけど、もう少し細い枝の方が根付きやすいはず」って。
そう言われて、思い切って鉢に挿してあったデュランタを引き抜いてみると・・・・
案の定、根っこが白く腐れかけていた。
なるほど、言われた通りだなぁ・・・と思っていたら
「私が挿し木してあるの1本、ばばちゃんにあげようか?それを植えたら良いよ」
って言われたけど「去年いただいて、なかなか大きくならないままのを
花壇から引き抜いて植えてみます」と答えた。
その後、色々話すうちに、お姉さんが「ばばちゃん、これ観葉植物だけど
植えてみて。それと、八重咲きのホウセンカ」と、わざわざ根っこから引き抜いて手渡して下さった。
その後「これは、島のハイビスカスだけど。花の色は・・・え〜〜〜と、え〜〜っと」と
暫く考えておられたけれど「思い出せないわ〜咲いてからのお楽しみね」
と、これ又、大きな鉢植えのハイビスカスも下さった。
ばばも、マコヤナやカラテア等数鉢あったので、塀越しにお姉さんに。
そして、種蒔いて2ヶ月近く経っても、なかなか大きくならず
モシャモシャ状態の小ネギをプランター毎、お姉さんにあげた。
植物談義をしながら、物々交換。
お姉さんは、ばばが以前あげた鉢植えの植物も
部屋の中でちゃんと育てておられて、門の近くにも色々な鉢植えの植物があり
季節、季節に色々な花を咲かせ、ばばは見るのを楽しみにしている。
たまたま昨夜は、お姉さんと一緒に区の総会に行った。
今朝、食事をしながら、じじじに「私、お隣のお姉さん大好き!」と
話したばかりだった。
兄弟姉妹の少ないばばだけど、ご近所のお姉さんや
ちょっと離れた集落に住んでいるお姉さん家族が
本当の姉妹のように、ばばに接してくれる。
お隣のお姉さんは、常々「何か困った時とか、体調が悪い時は
遠慮せず、すぐ、私に声をかけなさいよ」と言って下さっている。
まるで身内のように、じじやばばに接して下さる先輩が
身近にいてくれるということ、心強いし、ありがたく感謝している。
もし、先輩が、じじやばばを必要とする時があれば
すぐに駆けつけたいと思う。
「遠くの身内より、近くの他人」って言うけれど
じじやばばの年齢になると、この言葉を実感しています。