時代は変わる・・・

4月7日(火)曇り

知人、Aさんから電話があった。

「あるお店を予約したいけど、何回電話しても出ないの」って。

お店の方が、お出かけしているかも知れないと思い

何度も何度も時間をおいてかけ直したらしいが

朝から昼過ぎまでかけても繋がらなかったそうだ。

知人は固定電話からお店の固定電話にかけた。

電話

そこで、今日、ばばがそのお店の近くまで行く用事があったので

「じゃぁ、私が直接予約して来るね」と約束した。

今日、午前中、そのお店にも寄った。

そのお店の方に「私の知人が昨日、何回も電話したそうですが

繋がらなかったらしいです」と言うと、お店の方は

「えっ?昨日はずっと家にいたんだけど、電話は鳴らなかったよ」とのこと。

電話の着歴を見ても知人からの着歴は無くて、一昨日に別の方からの着歴が1件だけだった。

知人は電話したと言うし、お店の方は着信は無かったと言う。

どちらかの電話がおかしいのかな?という結論で、ばばは帰宅した。

帰宅後、たまたま、友人と会ったので、この話をしたら

「あっ!何年か前、うちでも同じような事があって

すぐ電話会社に電話したら、修理の方が来てくれて調べたら

家の外の配線がちょっと不具合だったようで、すぐ直してくれたよ」と言った。

そこで、知人にも連絡し、電話会社の連絡先を調べて電話をしたら、

「明日、修理の人が行きます」って。

こんな事ってあるんだね、良い勉強になりました!

最近は、電話も持ち運べる時代。

ばばの学生時代は、携帯電話とか勿論無かった。

じじと結婚した昭和48年当時も、携帯電話なんて言葉も無かったし

固定電話も職場にはあったけど、黒いダイヤル式で

個人の家も固定電話でさえ無い家庭が多かった。

ばばの家も、固定電話も無かった。

だから、加計呂麻に勤めていたじじが、ばばに電話をする時は

ばばの実家のお隣さんの固定電話にかけたら

その家の方が、大きな声で「電話ですよ〜」と裏の畑から呼んでくれ

ばばは急いでご近所さんまで走って行って、じじと電話で話していた。

結婚して、一緒に加計呂麻で暮らすようになっても

職場と集落のお店とか以外、電話は無く、こちらから島の両親に電話する時は、

近くのお店の固定電話を借りてかけていた。

逆に、日曜日とかに島の両親から電話がかかってきた時は

そのお店のおばちゃんが「○○さん、徳之島から電話です!」とマイクで放送する。

集落中の方に放送は聞こえてしまうからちょっと恥ずかしかったのは憶えている。

お店までは、走れば数十歩の距離だったけどね。

そんな時代だった。

綾小路きみまろさんじゃ無いけど、正に「あれからウン十年・・・」だなぁと思う。

まさか、電話をもちっ運んで使ったり、

電話がカメラ代わりになったりする時代が来るなんて夢にも思わなかったなぁ。

文明の利器、電話。

便利だけど、迷惑な事も多いね。

電話を利用した詐欺、売りつけ商法、ゲームのし過ぎ等々

あげたら次から次にマイナス面も出てくる。

しかし、無ければ無いで不便な事も多い電話。

特に、最近のスマホは、ばばの頭では想像も出来ない位の機能満載。

超器械音痴のばばには、とても使いこなせそうじゃ無いから

ばばは今持っている電話で充分!

我が家族でも、ばばだけ「時代遅れ感」は否めないけど

別に不自由しているわけじゃ無いから、ばばは今以上の物は望まないかな?

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