これねぇ・・・
11月21日(水)晴れ後曇り
最近、姉とおしゃべりする時間がけっこうある。
昨日は、姉が歯医者さんへ行ってくる間に、ばばがある方の為に
おやつを買っておいて、姉の治療が終わり次第、ある方と会いに行くことに。
姉の受診予約は3時半からだというのに、2時前には家を出て
本を読みながら待合室で待っていたとのこと。
そしたら、3時5分頃、姉から電話があり「もう、終わったよ〜〜」って。
それで合流し、久しぶりに大好きなT姉さん宅へ行き
元気な顔を見て、しばらくおしゃべりをして、すぐ帰宅。
とりとめも無い話をしながらコーヒーを飲んでいると
姉がバッグを開けてゴソゴソし始めて、貯金通帳らしき物を出そうとしている。
何で?今まで姉がばばに、通帳なんて一度も見せたことも無いのに・・・
と訝しがりながら見ていたら、、おもむろに「こんな物があるのよ、最近は」と
バッグから取り出した物をばばの前に・・・
それが、こちら・・・
何だと思う?読書通帳なるものらしい。
町立図書館で、本を借りたら、この読書通帳に記帳されるんだって。
へぇ〜〜〜一見したらら、普通の金融機関の通帳と同じ・・・に見える。
ばばも読書は大好き・・・・だった・・・
だった?
と過去形で言うことは?。
ばばもね、6年前位までは本を買ったり図書館で借りたりして
時間があれば読んでいたの。
そのうち、両親の介護、両親宅と自宅のリフォーム
そして、両親との別れ・・・など、この5,6年、色々なことがありすぎて
気がつけば、ほとんど読書をしていない。
毎月、ある雑誌は定期購読していて読んでいるし
レシピ本などは、毎日寝る前に読んでいるんだけど
かと言って、美味しい料理を作る訳でも無く・・・
文学小説など、ほぼ無縁の生活。
そんなばばとは反対に、姉は時間さえあれば読書。
あちこち行く時も文庫本をバッグに入れていて、
時間つぶしに読んだりする。
年間、何百冊の本を読んでいるんだろう?姉は・・・
「本を借りて、図書カードを器械にピッと当てて
次に、この通帳を器械に入れると、借りた本が記帳されるのよ」と姉。
まるで、病院の自動支払いみたい。
徳之島でも、病院によっては会計の計算カードをもらって
支払機の所へ行き、診察券をピッと当てると
支払金額が出るので、お金を入れて、確認ボタンを押すと
器械がちゃんと収納して、領収書まで発行してくれる。
全く同じような仕組みで、借りた本を自動で記帳出来るとは!
時代は変わったね!
ばばの興奮が少し冷めた時、姉が言った。
「この右端の数字は何だろう?」って。
みると、書名の横には作者名とか書籍のそして、
姉の言う数字が720とか、800とか1400とかの数字が・・。
そして一番右にはほんの分類などが書かれている。
ばばは、一瞬、その本のページ数?と、ばばは思った。
「ちょっと貸して」と、姉の読書通帳をよくよく見ると・・・
数字欄の一番上には「定価」と書かれている。
なぁんだ〜本の値段だよ・・・と姉に言うと
「そうなんだぁ〜」と姉が言うので二人して大爆笑。
でも、図書館ってありがたいね。
もし、昨日姉が借りてきた書籍を自分で買って読むとなると、約4000円分。
それが只で借りられるんだもの。
自分で本を買ったら、読み終わった後、どうしようか????となっちゃう。
どうしても手元に残しておきたい本って、そんなに無いからね。
買って読み終わった本をどんどん積み重ねていって
部屋がグチャグチャなることもないし。
自分では買うのを躊躇ってしまう言うな高価な本でも
図書館なら気兼ねなく借りられるからね。
ばばも作りもしないレシピ本ばかり読まないで
少しは心の栄養になるような本でも読まないといけないかな?
今、読んでいるレシピ本も最近買った物では無くて
数年前に買って、枕元の段ボールの書籍入れに立てたままにしていた物。
読んだ時、気になっていたレシピをすっかり忘れていて
又、同じ本を出して読み返したり・・・・
郷土料理の本を飽きもせず繰り返し読んだり・・・・
ばばの読書の目的って一体何なんだろう?
思えば・・・
ばばが一番真面目に読書したのは高校時代かな?
毎日必ず図書室にかようばばに、司書の先生や国語の先生が
「3年間で、この図書館の本を全部読破したら良いよ。
読書は将来きっと役立つことも多いよ」って言われ夢中で読んだけど・・・
あのとき読んだ本が、その後、ばばの人生に役立ったかなぁ・・・
何はともあれ、真面目な姉を見ていると
ばばも「読書通帳」を作ってもらって、又読書再開するかな?
今、正に「読書の秋!」・・って、もうすぐ冬だけど。