無い!パニック!

6月13日(水)曇り
旅行に出ると、必ず何かやらかしてしまうばば。
(旅に出なくても、やらかしているかな?)
今回、最大の失敗。

午前10時15分発の飛行機に乗る為、早朝4時過ぎから起きて
昨日まとめた荷物の最終確認をしたり、準備は万端。
空港までタクシーで行くか、バスで行くか前夜から悩んでいたけど
朝、アプリで検索しても、タクシーが呼べそうに無かった。
台風の影響による雨も、弱雨だったし、道路を渡った所に
バス停留所もあるし、結局はバスで・・・となった。
停留所で待つ事ほんの数分。
6時32分のバスで空港行きバスのターミナルまで行き
7時少し過ぎには空港へ向かい、余裕綽々。
飛行機が飛ぶまで2時間以上の余裕。
お土産を少し買ったりして、時間をもてあましながら待っていた。

飛行機に搭乗した。
しかし、なかなか飛び立たない。
そのうち、ばばはウトウトして寝てしまっていた。
気付いた時は空の上。
ほぼ1時間半ちょっとで鹿児島に着く予定。
時々時計を確認していたが・・・
あれっ?着陸時間過ぎてる。
何で?
ずっと雲の中を飛んでいるような状況だったし、遅れてるのかな?
と思っていたら、20分位遅れて鹿児島着。
CAさんの挨拶で、羽田空港の混雑の為、離陸が遅れたようだった。
でも、無事到着で、良かった良かった。

鹿児島で姉とも落ち合い、徳之島行きの搭乗開始を待っていた。
少し余裕があったので、徳之島に着いたら、すぐ車が動かせるように
車の鍵もリュックからショルダーに移し替えた。

定刻で鹿児島を飛び立ち、予定より少し早く徳之島着。
空港から出ると、ばばが車を預けたレンタカー屋さんが迎えに来てくれていた。
そして、自分の車の鍵を出そうとしたら
あれっ?車の鍵が無い!!!
確かに、鹿児島空港でリュックからショルダーに移し替えたのに・・・
さぁ〜そこからは、もう、パニックに落ちいてしまったばば。
じじと姉が「落ち着いてゆっくり探してごらん。あるよ」と言ってくれるけど
移したはずのショルダーに鍵が無い。
じじと姉にも確認して貰い、ばばはリュックの中を隅々まで探したけど
そこにも無い。
じじが言った。
「鹿児島空港に電話してごらん。
座っていた場所近くに落としてきたかも知れないよ」と言う。
空港の電話番号が分からない!

レンタカーやさんに駆け込んで事情を話すと
「鹿児島空港の電話番号ね、検索してみますね」と3人が言ってくれた。
じじは「先ずは、すぐ(今下りた)空港に戻って、番号を教えてもらったら良いよ」と言う。
又「僕が先にバスで家に戻って、自分の車で迎えに来るよ。
ばばの合い鍵も持ってくるから」とも・・・

そして、次に驚くべき事実判明!
実は、じじも何年か前、鹿児島空港にうっかり忘れ物をしたらしく
鹿児島空港から徳之島空港へ連絡があり、次の便でじじが忘れた物を
届けてくれると連絡があったそうだ。
その時、飛行機から降りた時に、じじの名前が呼ばれ
その旨、伝えられたとか。
そこで、じじは次の時間まで空港で待っていて、忘れ物を貰って帰宅したそうだ。
当時、ばばに話したはずだけど、ばばは全然覚えていなかった。

じじが一旦帰宅するか?
それとも、空港へ戻って鹿児島空港へ電話してみるか?
もし、鹿児島に鍵を落としてきていたら、次の便まで待つか・・・・

それにしても・・・
車の鍵や、車庫の鍵、玄関の鍵も付けたキーホルダー
鹿児島で、誰か気付いて届けてくれてあれば良いけれど・・・
色々な考えがグルグル頭を回る。

レンタカーやさんの前で、迷っていた時、
さっき、空港でばば達を迎えてくれた方が、
「もう一度確かめてみましょうか?」と、さっきばば達が下りたばかりの車の方へ・・・
その直後、「ありました〜〜」と。
何と、車に乗る時、最初は3人後部座席に乗ろうとしていたけれど
じじの荷物が大きかったので、ばばが助手席に移動したのだが
その直後、鍵を足下に落としたらしい。
それにしても・・・何故?ショルダーバッグの中から鍵が落ちたのだろう?
と思ったのだが、機内で退屈しのぎに機内誌を読んだ。
その時、メガネを出して使ったのだが、メガネを仕舞った時に
バッグのジッパーを閉め忘れたか?中途半端に閉めたか?

レンタカー屋さんの方が「ありました〜〜」と言った時は
ヘナヘナ〜〜〜となり、安心したら心臓がバクンバクン・・・

じじが「ばば、精神的に興奮しているはずだから
今日は、僕が運転しようか?}と言ったけど
「大丈夫!」と答え、そのまま運転して無事に、無事に、帰宅できましたとさ、
めでたし、めでたし。

今回の教訓から、次回からは「途中で絶対に鍵を移動しない」と
自分に強く、強く、言い聞かせたばばでした。

 

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ばば
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