新聞に・・・

2月23日(金)曇り後晴れ
今朝、起きるとすぐ、じじが「天城町の(アマミノクロウサギ観察小屋)でネコが
ケナガネズミを襲って咥えて逃げる姿がカメラに写っていたんだって」と言った。
ケナガネズミは国指定の天然記念物である。
襲ったのは、ノネコか野良猫か、又近くの集落で飼われている猫かは定かで無いらしい。

新聞を読んでみると、環境省の徳之島でのノネコの捕獲実績は15年度87匹、
16年度36匹、17年度(1月末)82匹。譲渡累計は計69匹だとも書かれていた。
ネコが天然記念物を襲うとは残念。
アマミノクロウサギやケナガネズミなど希少動物が住む山の中には
ハブ等もいるし、それにノネコも加わったら・・・

去年夏辺りまで、我が家の周辺も野良猫が7,8匹ウロチョロしていた。
生まれたばかりの子猫が、ばばが仕掛けたネズミ捕りにかかってしまう・・
という事もあったが、その子猫の兄弟4,5匹もみるみるうちに成長して
ばばが外に出る度に、空気抜きの穴から床下に逃げ込んでいた。
そのうち、穴よりネコの体が大きくなり
それでも、慌ててくぐり抜けようとする姿を何度も見かけていた。
ところが、年末、旅に出て1月終わり頃帰宅したら
何日経っても、ネコの姿は見かけなかった。
ばば達が旅行に行っている間に、町が捕獲したのかな?とか思っていたのだが
ここ2週間位で、大きな白黒模様の猫と、これ又大きな三毛猫が
敷地内に入ってくるようになった。
これからの時期、繁殖期に入ると夜通し猫がうるさく鳴いて
安眠妨害をしていたけど、今年も数日前の夜はうるさかった。
又猫が増えるのかなぁ・・・

一番腹が立つのは、首輪をしている猫が庭に入ってきて
通り抜けていくこと。
2,3日前、階段の下に体の色が茶色と白の混ざった大きな猫がいた。
ちょうど、ばばは買い物から戻ったところだった。
猫はばばの姿を見るや、階段に上がるかと思いきや
大きくジャンプして1メートル以上もあるブロック塀の上に飛び乗り
お隣さんの庭に飛び降りた。
一瞬だったが、首にはちゃんと首輪があった。
と言うことは?飼い猫・・・
去年までは、首輪を付けた飼い猫も、飼い犬も勝手に庭に出入りするので
本当に嫌だった。
今年になって、犬の姿は見えなくなったが、
やはり首輪をした猫は出入りしている。

今回、ケナガネズミを襲ったネコが野良猫かノネコか、
飼い猫か分からないけれど、もし誰かが飼っていた猫を放して
野生化していて天然記念物を襲ったとしたら・・・

それにしても・・・と今朝じじと話して笑ったのだが
島では(ばばの実家集落辺りだけかも知れないけれど)
猫は悪者の例えにされている言葉がいくつかある。

ヤマヒンギニャウ・・・野良猫の事で、
だらしない格好をしている時などに例えられてしまう。
カラジクルニャウが盗み食いをする・・・髪の毛の黒い猫という意味だけど
例えば、ばばがじじがしまっておいた美味しい食べ物などを
勝手に食べた時などに言う。

ネズミや犬を悪く例える言葉はあまり聞いたことが無いのが不思議。。。
ネズミだって結構悪い事すると思うけど・・
そう考えると、猫さん、ちょっと気の毒。

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