疑ってごめん!

2月18日(日)晴れ
昨日、買い物に行った先のご近所さんから
大きなミカンを頂いたとブログに書いた。
帰宅後、ミカンが大好きだった母の仏前にお供えして
下げたら、穴が開いていて、何者がじじとばばより先に
味見した痕跡があった。
その犯人は?「ヤモリかもな」とじじが言ったので
ばばも「そうなんだ〜」と納得していた。
しかし、穴の大きさは1円玉より少し小さい位で、深さは1,5?位。
ヤモリが厚いミカンの皮を食い破って、あの深さまで食べるのかなぁ?
と思わないことも無かったが、「犯人=ヤモリ」と決めつけていた。

今日も同じ店に買い物に行ったので、
斯く斯く然々と話したら「ばばちゃん、
それは、収穫した時から穴が開いていたかもよ」と言うのだ。
続けて「その犯人は、きっとヒヨドリだと思う」とも。
ヒヨドリ・・・なら、あの穴の深さも納得できる。
なるほど!
ヒヨドリは、熟したパパイヤとかの実もつついてしまうからね。
ヤモリさん、あらぬ疑いをかけてごめんなさい。
真犯人がヒヨドリかどうかも確定は出来ないけど
1房も食べては無くて、穴を開けただけだから
怒っちゃいけないね、ばば。

穴の開いたミカンは、2個頂いた中で、大きな方のミカンで
重さも450グラム以上もる立派な物だったよ。
いつ頃食べようかな?
せめて、あと1週間は追熟させてから食べよう・・・と思っている。

ばばが買い物をするお店のご近所さんの、庭の隅にあるミカンの木、
高さもそんなに高くなくて、黄色く色づいた実が
現在も何十個も下がっていた。
買い物ついでに、何時も何時も眺めていた。

一昨日、そのお宅の奥様がミカンを抱えて
ばばに近づいてきて「何時も、拝ませてばかりで・・
完熟しているかは分からないけど、試しに味見してみてね」と手渡して下さった。
その奥様はね、ばばとお店の方だけでなく、すぐ裏のお家の方にも
ミカンを渡していたよ。
優しいね、有り難いね、美味し物を周囲の方にも分けて下さるって。

さて、ばばは買い物がてら、毎日のようにミカンの木を見ているので、花が咲いた、
小さな青い実が付いた、だんだん実が大きくなった、オッ、色づいてきた、
きれいな色になってきたなぁ・・収穫はいつ頃かなぁ・・・
と、ずっとみかんの生長を見ていたばば。

ミカンを下さった奥様は、冗談っぽく
「拝ませてばかりで・・・」と仰ったのは「いつも見せてばかりで・・」と
いう意味だったと思うけど、ばばも「じゃぁ、今日も拝みますね」と
ミカンの木に向かって両手を合わせたら、
ミカンを下さった方も、お店の方も大笑いしていた。
ミカンを下さった方は、特別親しくお付き合いしている・・という方では無く
お宅の外で草取りをしていたり、花壇の手入れをされている時に
たまたま通りかかったりしたら、挨拶したり言葉を交わしたりしている。
そんなお付き合いなのに、収穫したての大きなミカンを下さるなんて
本当に有り難いなぁ・・・

島では、何回か顔を合わせているうちに言葉を交わすようになる方は結構多い。
そういう方達から、農作物とか果物とか頂くことも結構多い。
野菜とか頂いて、恐縮していたら「畑にいくらでもあるから・・・」と
「もう少し持って行く?」と聞かれることもある。

最近、野菜が異常に高騰しているけれど
昨日は「大根持って行って。自分の所だけでは使い切れないから」と
大きな大根を3本も頂いてきた。
その日、スーパーで大根1本が498円になっているのを見て
諦めたばかりだったから、有り難くて!

野菜や果物など、頂くことばかりが多いばばだけど
お世話になっている方々に、喜んでいただけるような事を
ばばも何かしないと!

人間って、不思議なもので、他人様から親切にしていただくと
自分も他人様を喜ばせてあげようと思うから不思議。
悪の連鎖でなく、善の連鎖の多い社会になって欲しいね!

 

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