夏休み、他
7月21日(金)晴れ時々曇り
猛暑日が続いている。
花壇や菜園に水をあげたくても、これから先、断水でもしたら・・・
と思うと・・・ちょっと気が引けてしまう。
しかし、夕方にぐったりと葉っぱが萎れてしまう植物を見るにつけ
可愛そうで、昨夕は思い切って水をかけたら、
今朝は花や木が元気で、真昼になっても葉が萎れていない。
本当に今年の夏、断水しないで乗り切れるのだろうか?
我が家の温湿度計、ブログを書き始める前に写真に撮ったら
34,9度で湿度48%だった。
あまり画像が良くなかったので、あと1枚撮ると
ほんの数秒後だったにもかかわらず、温度は35度になっていた。
0,1度の上昇だけど、これから後数時間、まだまだ温度は上昇するかも。
数日前から、昼間自宅に上がってみたら
自然の風が四方から吹き込んで、とても涼しい事に気づいた。
朝は東と南からの風だが、夕方になると西の方からと東からの風が入ってくる。
扇風機もクーラーも無しでも、夕方までは大丈夫。
そこで、じじは昨日昼から自宅で避暑。
ばばは行ったり来たりの生活。
自宅が快適だと再認識したじじが
「夏の間はやはり自宅が良いなぁ」と。
両親宅と自宅、それぞれ一長一短があり、どうしたら良いか
ずっと迷い続けて5年目。
同じ敷地内にあっても、自宅へ行くには急な階段を20段位上り下りする。
日に何階も往復すると、結構疲れる。
今日からは時間もたっぷりあるけれど、なかなか動く気になれない。
今年も又、自宅と今住んでいる家を行き来しながら終わってしまうのかな?
小中学校では夏休みに入ったようですね。
自分が小学生だった頃の夏休みを思い出す。
勉強よりも、家の手伝いが主だったような気がする。
昨日、ばばが小学校5年生の頃書いた絵日記帳を開いてみた。
「今日は父と母と稲こぎに行きました」とか「今日はモミを干しました」
とか書いてあって、絵も描いてあるのだが
「これが5年生の文と絵?」とビックリする位下手くそ。
「今、小学1年生でも、こんな絵や文を書く子はいないよね」
と言いながら、じじと笑ったけど。。。。。
夏休みと言えば・・・
ラジオ体操に毎朝でかけ、係の先輩からたいそうカードに印鑑を押してもらい
「皆勤証」のカードを提出するのが毎夏休み恒例だったなぁ。
その他には・・・
ばばの家には集落で一番大きいと思われるほどのガジュマルの木があった。
ガジュマルは家を囲むような感じで、東側と南側に広がっていた。
夏休みになると、友達と力を合わせて、木の上に部屋?のような物を作った。
木の枝が分かれている所に、板を運び上げて敷いて、藁縄で固定し
その上に筵やゴザを敷いて、その上で勉強をした。
大木の上は涼しかったなぁ・・・
手作りの勉強部屋?のことを、たしか「タナ」と言っていたような気がする。
今思い出しても、ばばは、本当にお転婆だったと思う。
女の子が板とかを担いで、木の上に上って部屋を作っちゃうなんてね。
ガジュマルは木が大きかったので、太いヒゲ根?も沢山下がっていて
まるでターザンのように、そのヒゲにぶら下がっては揺れていた。
勉強らしき事は、ほんの数時間するだけで
あとは、ずっと家の手伝いをしていた夏休み。
家族全員で朝から晩まで一緒に働いていた。
今でも時折思い出すのは、仕事の行き帰りは、牛の引く荷車に乗っていた。
仕事の途中には田んぼの近くの川で泳いだり、エビやフナを捕まえたり
川に潜って粘土を採ったり。
当時は手伝いがきつくて、どうしたらサボれるかばかり考えていたような気がするけれど
今となっては、家族全員で働いた事は、貴重な思い出である。
半世紀以上経って、ばばが子どもの頃田んぼだった場所も、畑になり、
周囲の風景もすっかり変わってしまった。
「昔の事を色々思い出したり、話すのは年取った証拠だよ」
と、言われる事があるけれど、本当にそうなのかもしれない・・・と思う。