何故2個も?他

12月5日(土)晴れ
裏がボアでフード付き、黒色パーカーの新品があったので
姉がもし着てくれるなら上げようかな・・・と思った。
昼過ぎ、姉が来たので「もし良ければ・・・」と話すと
姉は早速着て、ファスナーを閉めようとした。
何回か試みていたが、閉まらない様子。
そのうち、「ファスナーの下の方を差し込むのが上下2つある・・」と言う。
言われてみるまでばばは気づかなかった。
2つファスナー差し込みがあるって、どのように閉めたら良いの?
なかなか閉まらない。
二人で交互に試みていたら、何回目かにばばが閉めるのに成功。
今度は開けようとしたけど、なかなか開かない。
交互に何十回と試みていたら、又ばばが、どうにかした拍子に
いとも簡単に開いた。
でも、どうしたから開いたのかは、ばばも分からない。
二人で繰り返し繰り返し開け閉めしているうちに
閉めるのは姉も出来るようになったが、閉めたのを開けることが出来ず・・・
あまりに可笑しくて、二人で笑い転げなから、開けたり閉めたり。。。。。
ファスナーの端っこを差し込むのが2個あるのはどうして?
おばさん二人には、全く意味が分からず。。。。
今度、若者に聞いてみよう〜。

夕方4時過ぎ、姉と一緒に、あるお宅に出かけた。
そのお宅の庭に、ソテツの実が赤くなっていた。
でも、実がたくさん付いている真ん中辺りからは
ニョキニョキと棒みたいなのが・・・


そこへそのお宅の息子さんが来たので、聞いてみると
何か虫にやられたと。
ソテツの害虫、ソテツシジミかなぁ・・・・

そう、そう、ソテツと言えば
ばばが子供の頃は貴重な植物だったよ。
葉っぱも有効に使っていたし、実は食料として貴重だった。
ソテツの実が赤くなると、カゴにいっぱい取ってきて
母が実を斧だったかな?で、二つに割り
割った物を何日か日に干した後、ばばや姉で種?と皮に分け、
皮は風呂焚きの燃料などに、種?は、あく抜きをして又干して
ソテツ味噌の原料にしたり、精米所に持って行って
製粉してもらい、おかゆを作る時、米にに混ぜて嵩増ししていた。
ソテツの粉が入ったおかゆは、少し灰色がかっていたと記憶している。
もちろん、お米だけのおかゆの方が美味しいけれど
家族が多くて、お米が沢山無い時は、ソテツの粉入りでも仕方ないよね。
父や母は、子供達にひもじい思いをさせないように
色々苦労したんだろうなぁ・・・

赤いソテツの実。
最近、白っぽい袋詰めにされ、大きなトラックに満載され
港へ運ばれていくのを、よく見る。
どこへ運ばれるのかなぁ・・・と思っていたので
夕方寄ったお宅の息子さんに聞いてみたら
「中国辺りへ出荷するらしいよ。ソテツは過酷な環境でも育つから
砂漠地帯の緑化等に使われるらしいよ」って教えてくれた。
ばばは、てっきりどこかの園芸業者が、あの赤い実を植えて
芽が出たら、鉢物として売るのかなぁ・・・と思っていた。

ばばが子供の頃は、実家集落の畑の縁には必ずと言っていいほど
ソテツが植えられていた。
今でも、その名残はあるけれど、以前より大分数が減っているような気がする。
郡内の、どこかには見事なソテツの群生があるらしい。
一度見てみたいなぁ〜。

 

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