「豚尻骨」と言ったら笑われた
7月30日(木)晴れ
明日は、じじ妹夫婦が帰省する。
今回は孫のHちゃんも一緒だ。
1泊だけど、母の葬儀以来、約2ヶ月ちょっとでの
兄弟姉妹会が楽しみだ〜
せっかく妹夫婦が帰省するので
豚骨でも炊いてみようかな?と思い
いつも行く肉屋さんに行った。
そして「豚骨が欲しいンですけど、尻骨肉を下さい」って言った。
肉屋のご主人が「えっ?」と言う顔をしたので
もう一度「尻骨肉を下さい」と言った。
豚骨を買う時は、普通、アバラとか軟骨とか、
豚足とか買うと思うけど、数年前から
ばばは、専ら「尻骨肉」を買っている。
軟骨やアバラは脂身を、
いちいちハサミで切り落とすのが面倒で・・・・
「尻骨肉」は脂身はほとんど無く、
骨に赤身の塊が付いている感じで、ばばも少しは食べられるから。
この尻骨肉を、数年前ばばに教えてくれたのは
お店のご主人なのに、何故、「尻骨肉を下さい」と言ったら笑うのか?
ばばには全く意味が分からなかったが
ご主人があまりにも可笑しそうに笑うので
つられて、ばばも大笑い。
ご主人「尻骨肉?」と言っては「カッカッカッカッカ」と豪快に笑うので
「何故可笑しいんですか?」と意味も分からず笑いながら聞いてみた。
「尻骨肉って初めて聞いたよ。カッカッカッカッカ」と
ご主人、涙を流さんばかりに笑う。
「えっ?尻骨肉って言わないんですか?
正しくは何と言うんですか?」と聞くと「マイブネィと言うよ」ってさ。
「尻骨肉」と「マイブネィ」・・・同じだと思うんだけど・・・・
ご主人の言う「マイブネィ」とは徳之島の方言である。
マイは「お尻」で、「ブネィ」は骨でしょ。
だからお尻の骨に肉が付いてるから「尻骨肉」じゃないの?
要するに、ばばは標準語で「尻」「骨」「肉」をつなげて
「尻骨肉」と言い、ご主人は方言で「尻」「骨」と
言っているだけなんだけど、ご主人が
初めて聞いたと言う、ばばの言葉「尻骨肉」・・・・
では、他のお客さんは何て言うんですか?と
聞いてみたらよかったけど
あまりに笑いすぎて、聞くのを忘れてしまった。
本当に、尻の近くの肉が付いてる骨の事、
正しくは何と言うんだろう?
「マイブネィ」なんて、徳之島の年配の方は分かるけど
若い方達は分からないのでは・・・と思うのは、ばばだけ?
大笑いしながら買って来た「マイブネィ」、
きれいに洗って、2回茹でこぼし、あとは圧力鍋でコトコト・・・
あっさり塩味で炊いたよ〜。
みんな喜んで食べてくれるかな?
あとは・・・鶏飯とか、冷やし中華とか夏野菜の煮物とか・・・・
下拵えできるのは、済ませたし
明日は、海も穏やかで、妹達、きっと良い船旅出来るなぁ。
後11時間後には会えるよ。
色々な情報交換したり、外国旅行のみやげ話を沢山聞かせてもらったり
楽しみ、楽しみ・・・・