3月6日(金)小雨時々曇
菜の花が咲き誇る頃に降り続く雨・・・・
最近の徳之島は、まさに「菜種梅雨」。
昨年11月頃だったか?ほとんど雨らしい雨が降らず
水源地のダムの水が涸れかかっていると
じじが心配そうに報告してから、約3週間。
ここ1週間以上位、ずっと雨交じりの天気で
ダムの水位も、もう大丈夫かな?と少し安心している。
水が思いっきり使えないって不便だものね。

今は蛇口をひねれば、じゃーっと奇麗な水が出るけれど
ばばが小学生の頃なんか、集落の泉まで行って
水を汲んでくるのが、一番の家事手伝いだったかな?
「水を汲む」では無く。「水を担ぐ」と言っていた。
天秤棒の先の方にバケツを下げられるような金具があって
バケツ2個を天秤棒に下げて、泉まで行き
柄杓でバケツに水を入れて、担いで帰り
家の水瓶に入れて、又泉に行く・・・これを何十回繰り返したか?
大きな水瓶のいっぱいになるまで続けていた。
日照りが続いて、泉の水が少なくなると、水が溜まるのを待って
柄杓で汲んではバケツに入れていたので
バケツ2個分の水を汲むのに、大分時間がかかった。
でも、その間友人とお喋りをしたりしながら、休憩にもなるので
苦にはならなかった。
ばばの集落が校区内では一番人口が多かったけれど
泉は3カ所あって、自宅に近い方の泉を利用していた。
干魃が続くと、急な坂道を下って、
隣の集落までも水汲みに行っていた。
行きは下り坂だから良いけれど、帰りはバケツ2個、
天秤棒で担いで、荒い息を吐きながら、
勾配45度くらいの坂を上っていたよ。

ばばが一番イヤだったのは、大量の毛虫が発生する時期。
泉の行き帰りの途中にある、大きな松の木から毛虫が無数に下がっていて
時には道路に落ちていて・・・・見るだけでも気持ち悪いのに
その無数の毛虫を避けつつ、天秤棒を担ぐ・・・・イヤだったなぁ・・・・
水汲みよりも、田植えや稲刈り、芋掘り、サトウキビの収穫の方が
よっぽど楽しかったなぁ。

集落に水道が出来たのが、小学校3,4年生の頃だったか?
各家庭に水道があるのでは無く、集落の何カ所かに設置された。
でも、出水の通う寄りはずっと楽だった。
だって、家から5,60メートルも歩けば水道があるんだもの。
柄杓で水を汲まなくても、蛇口をひねるだけでジャーッと水が出る。
嬉しかった。
それから何年か経って、各家庭に水道が引かれた。

今は、普通に水道水があるのに、
水さえペットボトル入りで売られているのを買ったりする。
ばばは、水を買いはしないけど、
ス-パーで「電子イオン水」なる物をもらって来て
お茶を沸かしたり、コーヒーを入れる時は使っている。
自宅の水道の水、カルキ臭がきつい時があって飲みたくないから・・・・・
例えばね、湯飲みとかに水道水と、電子イオン水を別々に入れて
何日間か置いておくとね、湯飲みの内側に変化が・・・・
普通の水道水を入れた湯飲みには石灰?かなぁ
こびりついてなかなか落ちなくなったことがあった。
電子イオン水を入れた湯飲みはツルツル。
飲料水に雑菌などが入らないようにするためには消毒も必要だし
体に影響ない量だろうけど、毎日匂いがする位の水道水を飲んでいたら・・・・・
ちょっと怖くなった。

天秤棒で水を担いで運んでいた時代からウン十年。
時代が変われば、生活様式も大きく変わる。
水道水を飲まず、電子イオン水を飲む・・・・
贅沢と言えば贅沢だけど・・・・ね。