まさかの入院
3月18日(火)晴れ
朝、9時半を回った頃電話が鳴った。
母がお世話になっている介護施設からだった。
昨夕面会に行った時、義母はとても元気だったので
変な胸騒ぎがした。
「咳をすると呼吸が苦しくなるので、
一応病院で検査を受けさせたいと思います。
何かあったら、又後ほど電話しますね」という事だったが
心配なので、電話を切った後すぐ身支度をして病院へ走った。
義母たちはまだと着していなかったので
玄関で待っていると、ほどなく職員さんが運転する車で到着。
看護師さんもひとり付き添ってくれていた。
義母は、ばばbを見つけると笑顔で手を振った。
顔色を見る限り、とても元気そうで一安心した。
受付をすませ、胸部レントゲンを撮ったり
心電図検査を受けたり、採血したり・・・・
後エコー検査などもしたいという事で、施設には戻らず
入院して、明日も検査を受ける事になった。
入院室の準備が整うのを待って部屋へ。
昼食も病院で準備してくれたが、お粥と、おかずなども刻み食で
割り箸が付いて来た。
まさか入院検査になるとは思わず、
ばばもスプーンや箸の準備はしていかなかったので
不自由そうに義母は食事を始めたが、慣れない刻みおかずや
お粥さんだったためか食が進まずほとんど残してしまった。
母を休ませた後帰宅し、夕方又病院へ寄ってみた。
夕食は、普通のご飯と刻んでいないおかずをお願いしたので
義母も喜んで「美味しい、美味しい」と食べ始めホッとしたが
途中、咳が出始め呼吸が少し苦しそうで食が進まなくなった。
酸素濃度が薄いという事で、
鼻から管で酸素を吸入する装置を付けているのだが
違和感があるのか、すぐに引き抜いてしまうので呼吸が苦しくなってしまうらしい。
看護師さんを呼んできて、説明してもらい鼻に管を付けると
呼吸も楽になるのだが、どうしても違和感があるのか
すぐ引き抜いてしまう。
引き抜くと食事が進まない・・・
出された食事の4分の1も食べきれなかった。
昼も夜も、普段より食事の量は極端に少ないと思い心配するばばと姉に
「大丈夫よ。もう、元気になったからふたりも早く帰って
ご飯を食べなさい。じじも待っているでしょう」と気遣う義母。
今は、お母さんの体が一番心配なのに・・・・
何処までも、じじやばば、ばば姉を気遣う義母。
何回も「バイバイ」と手を振って「早く帰りなさい」と言うので
病室の入り口の方まで行き、義母の見えない位置から
しばらく様子を窺っていたが、
両手を組んで頭上に上げ、運動を始めたりしたので
少し安心して、病室を後にした・・・・・
明日の検査が何時にあるのかは書かれていなかったが
病院へ行って付き添っていようと思う。
早く元気になって、私設の方へ戻れると良いね、お母さん。
私設だった、最低でも1日5回は部屋から食堂へ移動するし
周囲の友達と話をしたり、テレビを観たりも出来るけど
病院だと、ずっと寝たきりで過ごすしかないから・・・・退屈だし、寂しいよね。
明日の検査結果が良ければ、2,3日では退院出来ると思うから
退院まで、毎日顔を見てお喋りをして、退屈させないようにしないとね。
今日は病院で久しぶりにK先輩と会った。
この事は、又明日書く事にしよう・・・・・