娘達に感謝!

2月14日(金)雨後曇り
今朝、娘からメールが来た。
「今週は又大雪だよ〜。先週、私は寝たきりだったので
少しワクワク」と。
娘は、先週の大雪の日は発熱でずうっとベッドの中だったからね。
雪は、まるで花ビラが舞うようにフワフワ降っていて
後から風に巻かれるような降り方になったけど
寝ていた娘は、この風景を見ていないんだよね。
娘のメールに「会社行ける?」と返信したら
「電車、少し遅れているけど大丈夫。
こういう日は、少し遅れても遅刻扱いにはならないんだよ〜
それより帰りが心配」と娘からは返信が来た。
親は子供が会社に行けるか心配し、
子供は仕事を終えた時点で無事家に帰れるか心配する・・・・
親と子の考え方のズレにチョッピリ苦笑。
交通機関などが止まる事無く、天気が回復してくれたら良いけど・・・・

娘からのメールのことをじじに話した後
朝食の準備をしながら、又々「12日に帰ってきていて良かったねぇ」
という話に・・・もう、6,7回は同じ事話しているじじとばば。
ついでに「娘達はね、お父さんが上京しない時でも
お母さんだけ上京したら良いのにって言ったよ」と言うと
じじが「そう言えば、娘達、お母さんをしばらく貸してと言ったよ」と。
続けて「僕は絶対ばばを貸さないけどね」ってさ。
オイ、オイ、遂に「レンタルばば」かい?
でも、ばばの口から出た言葉・・・
「じじ〜、1日5万円くらいで、娘達にばばを貸してあげたら」。
娘達にしてみたら、ばばが家にいて洗濯をしたり、
食事を作ったりして、夜になれば電気の点いた家に帰り
女同士のお喋りも出来るし、たまには母娘ショッピングやランチも出来る。
そりゃ〜楽しいかも知れない。
じじにしてみたら、ばばがいなければ
分の身の回りの事から、食事作りまで
全て自分でしなければならない。
ばばの存在って?????

東京滞在中、三女が言った。
「お母さん、私、お母さんから与えてもらうばかりで
何もお母さんにしてあげられなくて、ごめんね」って。
ばばは「あなたから、いっぱい、いっぱい、もらっているよ」
とばばが言うと、「私から何もらった?言って」って。
「そうねぇ、いっぱい、いっぱい、もらったけど
あなたが、じじとばばの子供に産まれてきてくれた事。
そして、赤ちゃんの時から今まで沢山の楽しい思い出をくれた事・・・」と答えた。
赤ちゃんの時の日々成長する姿を見るだけで
どれだけ幸せだったか?お金なんかで買えないものね、
こんな幸せ・・・・
成長するにつれ、色々な出来事があったけど
あなた方3姉妹の成長が、どれだけ、じいちゃんやばあちゃん
そして、じじとばばに幸せをもたらした事か。
・・・・・・・こんな話をする中で、
「じじとばばの子に生まれてきてくれて、本当にありがとう」と言うと
「赤ちゃんもね、どのお父さん、お母さんの元に行こうかなぁって
選ぶんだってよ」と娘達は言う。
そっか〜、三姉妹は自分たちでじじとばばを選んで
生まれてきてくれたのか〜。
ありがたいね。

娘は「自分はお父さん、お母さんに何にもしてあげられなくて・・・」と言ったけど
ばばだって、自分の両親に何も親孝行出来なかったよ。
母が元気だった頃、ばばが「何もしてあげられなくてごめんね」と
昨日の娘と同じような事を母に言った事があった。
その時、母は「親が子供の事をするのは当たり前。
もし、あなたが親に感謝する気持、何かしてあげたいと思うんだったら
その尊い気持ちを自分の子供に与えなさい」と言った。
その母の言葉があるから、ばばは子供には精一杯の事をしてあげようと思う。
又、38年間、ずうっと仕事、仕事で娘達の事をあまりしてあげられなかったから
その罪滅ぼしの意味も込めて、フリーになった今
できる限りの事はしてあげたいと思う。
いつまでも「子離れ出来ない」母を、
娘達は鬱陶しく思う時もあるかも知れないけれど
それでも、ばばは娘達に対してだけは「親バカ」であり続けたいと思う。

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