目の前で・・・・

11月8日(木)晴れ
朝起きた時、ちょっと肌寒かった。
朝食後、シャワーを浴びて、雑事を済ませ
両親宅を覗いたら、大工さんは来ていないようだっt。
(お墓の掃除に行こう!)と決めた。
以前から気になっていたんだ〜。
実家のお墓参りは最低でも月2回は行くけれど
じじ家のお墓には、親戚の方の命日とか
お盆とかお正月前、台風後とかの
掃除に行くくらいで、悪いなぁとは思っている。

義父は次男なので、家にも仏壇はあっても
仏様を祀ってはいない。
義母が元気な頃は、お墓参りにも行っていたが
施設のお世話になるようになってからは
じじとばばがお墓も管理しなければならなくなった。
お墓の回りの雑草が伸びすぎたりした時は
除草剤を撒いたりもする。

今日は「お墓を綺麗にする日」と決め
箒やちり取り、ハサミ、ゴミ袋、お花などを持って
車で出かけた。
お墓の周囲には、雑草はそんなに伸びてはいないが、
手で抜けないくらいの小さな雑草がビッシリ芽を出している。

でも、ブロック塀の所や山手には大きく伸びた雑草もたくさんある。
手で抜いたり、折ったり出来る物から除去。
その後、園芸バサミを使ってなるべく茎の根元からカットした。
集めたゴミと雑草は40リットルのゴミ袋いっぱいになった。
その後、お水やお花を替えたりして、お墓の周辺道路や山手には
除草剤を如雨露で8回撒いて、ゴミ袋をお墓近くの車庫の中へ運び入れ終了!

帰りがてら近くのお墓を見ると、だらも管理する人がいないのだろう、
雑草が伸び放題のお墓がいくつかあった。
ばばは、年をとるにつれ、色々考えるようになった。
実家のお墓もじじ家のお墓も、ばばが掃除をしたり
お花を替えたり出来る間は良いけれど
ばばがいなくなったらどうなるのだろうと・・・・・・
悲しいけれど、きっと、お墓は雑草に覆い尽くされてしまうのだろうな・・・
先祖代々守ってきたお墓だけど、昔は親も子も
ずぅっと島で暮らすことが普通だった。
だから、お墓も子から親へと守り次がれてきた。
でも、ばば達の年代頃から子供達へ都会へ出て行き
故郷へ戻って生活する・・・ということはとても少ない。
だから、実家の家屋敷、お墓等もどんどん荒廃していく。
時代の流れには逆らえないから、仕方ないね。

色々考えながらお墓の掃除を終え、お家へ直行と思ったが
ふと気が変わり、自宅前を通り越してスーパーへ。
今日は、ミカンが1箱500円ってチラシに出ていたから
買っておかなくちゃ・・・と思ってね。
スーパーの創業祭ということで駐車できるか心配したけれど
特等席が空いていて、難なく駐車。ラッキー!
で、すぐにフルーツコーナーへ向かったよ。
顔見知りのふたりの方が、ビニル袋にミカンを詰めていた。
袋に詰め放題なら198円、1箱なら500円。
ばばは、袋詰めがへたくそだから「箱買い」って決めていたよ〜。
ところが・・・ところが・・・・
ミカンを詰めていた人たちの横に、ばばの知人がいて
「これで終わりかね」と言っている。
見ると・・・ミカンの箱は1箱しか無かった。
袋にミカンを詰めていたひとりが「そうらしいよ」と答えていた。
知人は「まるで、私の分、残っていたようなもんだね」と言って
ミカンの箱をカートに乗せてしまった・・・・ばばの目前で!!!!!

あぁぁぁぁぁぁl〜〜〜残念!!!
せっかく出かけてきたのに・・・・・
本当に、最後の1箱なのかなぁ・・・未練タラタラなばば。
でも、無い物は仕方がない。
もう、買い物をする意欲も無く、すぐ家に帰ったよ。
帰宅後、頑張った自分へのご褒美に「ハーゲンダッツ」のアイスを食べたよ。

まっ、ミカンは500円分買って食べれば良いし・・・・
って言っても、やはり惜しかったなぁ・・・・・
だって、他のスーパーではミカン8個で358円だったよ。
500円で5キロの箱入りだったら・・・・何個入っていたんだろう?

考えても無駄なこと、ばば、いつまでも考えなさんな〜。
諦めも肝腎じゃよ〜〜って、内なるお利口ばばが言ってるよ〜。


 

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