「何処行くのっ!」と叫んだら・・・
7月31日(火)晴れ・風強し
「何処行くのっ!」って急に言われたらビックリする?
今日のお昼、大工さん達に出したお茶道具の洗い片付けに
両親宅へ下りて行った。
水道がまともに使えない。
元栓に直接ホースを繋いで、元水道があった場所で使っている。
だから一旦水を出して、水量が多かったり、少なかったりで
何回も元栓のところへ走っては、水量調節をして使っている。
元栓の場所まで、ほんの数十歩なんだけど、
木材とかたくさん積み上げてあり、通るのが一苦労。
いつものように、元栓をひねって水を出し
流しで洗い物をしていた。
何気なく左手の台所のあった場所のガラス戸を見ていたら
あれっ?男の人が写ってる。
それも、ウエストポーチつけて、ばばの家の階段を下りてくる。
・・と、くれば、じじしかいないよね。
ばばは、即きつく言った。
「何処行くのっ!」ってね。
じじは、ちょっと体調を崩してから今日で4日。
ほぼ回復しているが、まだ家から外へは出ていない。
そんなじじが、昼食終わって間もないのに、
ウエストポーチつけて、階段下りてくるって事は?
まさか?撮影?
・・・ってことで、ばばは怒り心頭(大袈裟だね)で、
つい、声を荒げてしまったのね。
声を出すと同時に、人物の方を見たばば、ビックリ仰天!
人物は、じじではない。
勿論大工さん達も昼食に帰ったばかりで・・・大工さんでもない。
(この人誰?急によその家に入り込んできて・・・)
ばばが、急に「何処へ行くのっ!」と叫んだので
その人物は、ギョッとした様子で「何処へも行かんよ」って。
ばばの背後に立ったのは70代後半くらいのおじいさん。
勿論、ウエストポーチはつけていない。
そのおじいさんったら、急にばば宅を指さして
「外回りなども塗装するの?」とか
「屋上は防水工事してあるの?」等と矢継ぎ早にばばに質問してくる。
何で、見知らぬ人がばばに質問するの?
反対にばばが聞いた。
「おじさんは、この近くで工事されているんですか?」と。
我が家の前では、もう、大分前から道路拡張工事をしていて
今でも工事は続いているから、そこの工事をしている人かと思ったの。
「私は○○という者で塗装業をしています」とおじさん。
ふぅ〜〜ん、でも、何も頼んでもないし
何故、ここに来たのかなぁ。。。。
その後もおじさんはさっさと裏手へ回ったり、(家の中へも入ったかも知れない)
リフォーム中の家の周りを見て回り始めた。
ちょっと気味が悪いな・・・と思いながらも
自分から名前を名乗ったし、まぁ悪い人ではないでしょと
ばばは洗い物を続けたが、おじさんは帰る様子も無い。
仕方が無いので、ばばも家の周りを見て回ったり
わざと室内に入ったりして、持参が出て行くまで時間稼ぎをした。
しばらくして、おじさんが帰りかけたのでホッとして
ばばも我が家への階段を上がろうと思ったら
何と、そのおじさんは我が家の車庫の裏口に座り込んでしまった。
暑いので、涼んでいるのかな?
知らない人が誰もいない我が家の敷地内にいると思うと
気になって、階段を上がる気になれず
又、水道近くで片付けるまねごとをしたり、花壇の草を引き抜いたりで
時間をつぶすことになったばば。
熱い太陽の下・・・・きつかった!
数分後、おじさんがいた方を見ると、もうおじさんの姿は見えなかった。
急いで階段を駆け上がり、変なおじさんのことをじじにも報告。
じじは、そのおじさんを知っているらしい。
でも・・・・ばばはちょっとドキドキしたよ。
それにしても、じじと間違えて全く見ず知らずのおじさんに
「何処行くのっ!」って怒鳴ったなんて、恥ずかしいね。
おじさんが車庫を出た所の緩いスロープを下りてくるのが、
丁度2階から階段を下りてくるように見たのね。
ウエストポーチと思ったのも、普通のベルトだったよ。
ばばの中では、「階段を下りてくるのはじじ」という固定観念があったから
おじさんには悪いことしてしまったなぁ・・・・
ビックリさせてごめんなさい。
ばばが急に怒ったように叫んだので、おじさんもビックリして
挨拶も出来なかったのかも知れないね。
ばばの思い込みは、時として色々な事件まで引き起こしてしまうのです。
今日のことは、深く反省します!