「いいよ、いいよ」って言われても・・・・

6月14日(木)曇り後雨
「いいよ、いいよ」って・・・・・
そちらは良くてもこちらが困るんですけど・・・・

昨日、昼2時頃ばば姉が我が家へ来た。
「降ってもいないし、今日のうちに墓参りに行こう」と即決。
実家のお墓参りに行ってくることにした。
車で約25分。
都会で働く娘は、通勤に片道約30分はかかると言うから
大体、ばばが墓参りの時に走る距離を
毎日電車に乗っていることになるなぁ・・等と考えながら運転した。
都会での通勤って大変だね。

大降りもせず、お墓に到着。
まず、ばばの長姉のお墓へ行き手を合わせる。
次に両親の墓へ。
車は2台が離合できる場所に停めた。
水を替えたりお酒を注いだり、お墓の周囲を掃き清めたりしてして礼拝。
その後、ばば姉の婚家のお墓へ。
同じようにお参りを済ませ、さぁ、実家の様子も見てきましょと
車の所へ。

車に向かって歩いている時、対向車が・・・・
しかし、何だか様子が変。
「ブルルンルン、ブルブルブルッ」と音はするもののエンジンがかからない。
運転席にいるのは、顔を知っているおじさん。
何度も何度もエンジンをかけようと試みているが
なかなか、かからない。
姉と二人で車を押したらどうだろう?
それとも?修理屋さんに電話した方が良い?
おじさんは、もう80才近いので、
もしかしたら携帯は持っていないかな?
ばばは、トランクから電話帳を出し、
携帯も持っておじさんの車に近寄って行った。
その間も、おじさんは何回も何回もエンジンをかけよと試みているが
一向にかかる気配さえない。
そこで、まずは恐る恐る「姉と二人で車、押しましょうか?」と声をかけると
「大丈夫、大丈夫」って。
数分後、今度は「修理屋さんに電話しましょうか?」と言うと
「大丈夫、大丈夫。すぐかかるから」って。
そうは言っても、さっきからずぅっとかかりませんがね〜おじさん。
それでも、おじさんは「すぐかかるから大丈夫!」って自信ありげ。
大先輩にあまりしつこく言うのも失礼だからとは思うものの
おじさんの車が道路の真ん中に止まっているので
ばばの車が通れないし、もし、おじさんの後ろから車が来ても
おじさんの車を追い越せないんですけど・・・・

仕方ないので、ばばは車の所へ戻ったが・・・さて、どうしたものか?
方法はある?
バックで数十メートル下がって、急な坂を上って実家に行くルートもある。
なるべくなら、急な坂は車で上がりたくないけど仕方ない!
こうなれば、バックオーライ、バックオーライ!で行くか!
決心し、運転席に座る。
そんなに広くも狭くもない道。
でも、数十メートルのバックって結構難しい。
前進してはバック、前進してはバックを繰り返した後、
何とか左側をずぅーーーとバックした。
右は一段下がった畑だから、もし、右に寄りすぎたら恐い、恐い。

ばばが、無事方向変換できる場所までバックしたので、
姉もホッとした様子。

その後、ギュギュ〜〜ンと急な坂道を上がって実家へ行った。

んんんん〜〜〜、今日のおじさんの態度・・・・どんなものだろう?
おじさんは、道路の真ん中に止まっていても困らないでしょうが、
後からくる車や、対向車は?????

実家で少しだけ用事を済ませ、戻る時は違うコースを通ったので
ばばは、すっかりおじさんのこと忘れていたけれど
姉に聞いてみると、「車はなかったみたいよ」って。

あの後、うまくエンジンがかかって車動かせたのかな?
それとも?誰か助っ人を呼んだのかな?

田舎の車も、一もあまり通らない道、時間帯だったから良かったけど
都会だったら・・・・・・・・・・

 

 

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