お母さん

6月13日(水)曇り
昨日は、嬉しいお客さん。
実は一昨日の晩、「久しぶりに遊びに行っていいですか?」とのメールが。
メールをくれたのは、もう40年以上も前に関わったRちゃん。
ばばが島外に出ていた期間を除き、Rちゃんとは細々と繋がっていた。
直接関わったのは1年間。
だけど、40年以上経ってもまだ「ばばちゃん、ばばちゃん」と慕ってくれる。

人間の縁とは不思議なもので、
ばばの最後の職場となった母校ではRちゃんと一緒に仕事をした。
ばばが退職後は「ばばちゃん、元気?」と時々我が家まで寄ってくれる。
Rちゃんが遊びに来る時は必ず前もって連絡をくれる。
せっかく寄ってくれても、ばばが留守だったら困るから。。。。

一昨日の晩メールをもらった時、
「久しぶりだから、一緒にお昼でも?」と返信した。
久しぶりの再会なので、何か美味しい物でも・・・と思ったが
ばばが作る料理で美味しい物ってあったかなぁ?
唯一、自慢できるのは玄米から、自家精米したてのお米を圧力鍋で炊いたご飯。
白米ご飯でも充分美味しいけれど、キノコ類を入れたご飯にしましょ。
過日、ネットでご縁の出来た後輩、Kちゃんのブログで見たレシピを参考に
シメジ・マイタケ・椎茸をビックリするくらいドド〜〜ンと使い
更に人参・島蒲鉾・油揚げ・・・・そして彩りに皮むき枝豆もタップリ入れて。
本当は鶏肉を使いたかったけれど、「お福分け」したい人で
肉類が嫌いな友人がいるので、あえて島蒲鉾を使った。
あとは、煮魚・野菜の煮物・茄子とササミのごま和え・エビの天麩羅
ジャガイモを千切りにして、少ない油でカリッと焼いた物
そして、そして、最近ばばがはまっている「生麹」入りの具だくさん味噌汁。
Rちゃん、喜んでくれるかなぁ?
Rちゃんは1時前に寄ってくれ、約1時間半、一緒に食事をしたり
お喋りをしたり、楽しいひとときだった。

Rちゃんは、3時頃から仕事があるので2時半頃、
又の「楽しいティータイム」を約束して帰っていった。

そして・・夜。
8時過ぎにメールが。
開けてみると、Rちゃんから昼のお礼のメールだった。
Rちゃんって、本当に律儀。
家へ寄ってくれた日は、必ず「ありがとう」やや「無事帰り着きました」の
メールをくれる。
昨夜のメールには「第二のお母さんの料理美味しかったです。
お土産は、明日、母に食べてもらいます」といった事が書かれていた。
ばばのことを「第二のお母さん」って・・・・・ありがたいね。

過日、スーパーで買い物をしていた時、
「お母さん」って呼ぶ声が聞こえた。
声がした方を見ると、最後の勤務地で一緒だった同僚のYちゃんだった。
いつもニコニコしていて、優しいけれど元気はつらつのYちゃんだ。
同じ職場にHちゃんという後輩もいて、みんな親子姉妹のような感じで
相談し合い、励まし合いながら楽しく仕事もしていた。
一緒に食事をし、コーヒーを飲んだ。
まるで家族のような職場だった。
Hちゃん、Yちゃんとも5年間一緒に仕事をし、ばばが退職した時
Yちゃん、Hちゃんは加計呂麻へ転勤になった。
その年の夏休みには、島にいる同僚4人でYちゃん、Hちゃんのいる
加計呂麻まで遊びにも行った。
みんなが信頼し合える楽しい職場だったから
ばばにとって、後輩達は自分の子供のような気持ちで接していた。
そして「私は、あなたたちのお母さん」というようなことを言ったこともあった。

Yちゃんも、Hちゃんも4年の加計呂麻勤務を終え島に帰って来た。
同じ島にいながら、なかなか直接会って話す機会はないけれど、
ばばの中ではYちゃん、Hちゃんは今でも「娘」のような存在だ。
だから、スーパーなどで「お母さん!」と呼んでくれた時、とても嬉しかった。
ばばは、母親としての愛情はまだまだ足りないけれど
今後も大好きな後輩達を「我が娘」と思って接していきたいと思っている。

人間の縁って、本当に不思議なもので
「信頼し合えるご縁」は、一生涯大切にしていきたいと思う。

 

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