5月16日(月)雨
雨の週明け・・・・・
よくぞ、昨日いろいろな作業を済ませてあった。
夕べは結局午前零時になって、やっとパパイヤの細千切りが終わったので
今日は又々パパイヤの佃煮作りからスタート。
昼食後にやっと完成!
そんなにも漬け物や、佃煮作ってどうするねん!って
どこからか突っ込まれそうだが、
まぁ、作るのには丸二日かかったとしても、
消費は、ほんの数時間あればできまする。
心配ご無用、ご無用・・・

今日は5月も中日というのに、
雨が降っているせいか肌寒い。
夜、寝るとき、じじは毛布一枚だけど
ばばは、未だに布団をかぶっている。
やはり梅雨明けまでは布団しまわない方がいいかなと思う昨今。
昼食後、降る雨を眺めながら、ばばは子供の頃のことを考えていた。
当時は、下水道など完備されていなかったので、
「ユゥシ」という一段下がった所があり
雨水や台所で使った水などは「ユゥシ」を流れていた。
「ユゥシ」でなくてもある量の雨が降ると集落内で水の流れる場所が、彼方此方あった。
ばばは、木の葉などが流れるのを見つけたら
ずぅっと後を追いかけて走って遊んだ。
下校中の「ユゥシ」では、友達数人と木の葉などを流し
誰のが一番早く流れるか競ったりもした。
木の葉が小さな石の出っ張りなどに引っかかると
近くで棒を見つけて、木の葉をつついて流したなぁ・・・・
最近の子供たちはあのような遊びはしないだろうな。
雨を見ると、いろいろなことが思い出される。

まず思い出すのは棕櫚の葉で作った蓑と笠。
父は自分で作っていた。
当時、農家の方々は雨の日の農作業は蓑笠で頑張っていた。
蓑を作っている棕櫚の葉の先から水滴がポトンポトンと落ちていてきれいだった。

当時でも、子供たちは蓑笠で登下校はしていなかったが
雨傘とかあったのか、無かったのか?
記憶に無い。
小学校高学年になってからだったか、
厚手の赤いレインコート(合羽)?を着た記憶がある。
今は百均でも傘やレインコートが買える。
便利な時代だなぁ。

雨と言えば、屋根?からポツリポツリ落ちる雨垂れをみるのも好きだった。
いったん雨が止んだ後も雨垂れはポツリポツリと落ちるのよね。
当時は藁葺きの家だったので、藁の一本一本の先から
雨垂れがまぁるい滴になって落ちる・・・・
小さな滴の赤ちゃんが少しずつ、少しずつ大きくなって
重さに耐えきれなくなってポツ〜ンと地面に落ちる。
どのくらいの時間で、雨垂れができて落ちるのか、見ていて飽きなかった。
雨の日トタン屋根に当たる雨の音も楽しそうだけど、
ばばの家は、藁葺きから一気に鉄筋コンクリート造りになったので
トタン屋根に落ちる雨音は聞いたことが無い。
子供の頃の方が、雨の音や風の音にも風情があったような気がする。

昔を懐かしむようになったのは、きっと年のせいかな?

今ばばの周囲での「雨の音」と言えば、走る車が水しぶきを上げる音。
♪「雨 雨 降れ 降れ 母さんが ジャノメでお迎えうれしいな
ピチピチ チャップ チャップ ランランラン」♪

♪「雨が降ります 雨が降る
遊びに行きたし 傘はなし 紅緒のかっこも 緒が切れた
 
雨が降ります 雨が降る
昼も降る降る 夜も降る 雨が降ります 雨が降る」♪

古き良き時代の風景が目に浮かびますなぁ〜。

 

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿