1時間半、ひたすら無言で

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4月13日(水)曇
朝、じじ&ばば天気予報では、「快晴になるだろう」・・・。
だから、昨日のブログに書いたように「徳之島一周」続編撮影に出かけた。
家を出たのが10時ちょっと過ぎだから、きっと途中でお昼になるだろうと
いつものように、おむすびに、おかずに、お茶に、コーヒーにおやつ持参でいざ出発!
自宅からグルッと北へ回り、天城中心部入り口までは撮影済みなので
今日は、その続きということで撮影開始。
「撮影中は声を出さない」
「人家の少ない場所はさっさと走り、集落の特徴ある場所などでは
ゆっくり走るように」と言うじじの指令を守って
ひたすら無言で天城中心から伊仙町の犬田布岬入り口まで走った。
せっかく犬田布まで来たのだから「犬田布岬」に寄らずには帰れまいと岬へ向かった。
じじも撮影を一旦中止。
ほんの2,3分走ったかと思うと「停めて!」とじじの指令。
窓外を見ると、牧草地に牛が放牧され、その牛のすぐ脇にアマサギが一羽。
頭と背中が亜麻色・・・で正にアマサギ。
まるで牛にまとわりついているように見える。
「へぇ〜〜、牛を怖がらないんだ」と思いつつじじの撮影場所から離れた牛舎から見ていると、
牛舎の横で何か植えているおじさんに気づいた。
長い棒で畑に穴を開け芝生のような苗を入れ足で踏み固めている。
「何を植えておられるんですか?」と聞くと
「牧草ですよ〜」と。
「牛のすぐ傍にサギがいるのですが・・・」と言うと
「今は一羽だけど普通は4,5羽いるんですよ。牛の体に付く吸血ハエを食べたり
牛が動くとくさの中から飛び出す虫などを食べるんですよ」と教えて下さった。
アマサギと牛は共生しているんだ〜〜〜〜。初めて知った。
思う存分撮影したじじが戻ってきたので、又、岬を目指して走った。
岬でもめぼしい被写体はなかったが、帰る間際に珍しい蛾を発見!じじは撮影。
時間はまだ11時にもなっていないので、お弁当を開く訳にもいかず
更に前進することに。
鹿浦、阿三、伊仙、検福、面縄、目手久、佐弁、そして、喜念。
喜念浜でお昼を・・・と思っていたが、じじが「もっと先まで走って」と言うので
亀津側からの喜念入り口まで走って、又引き返して喜念浜で弁当食べるのかな?と思い
「引き返す?」と聞くと、「いや、もう家まで帰ろう」だって。
結局、その後も南原、本川を経由して12時20分頃には家に帰り着いてしまった。
お汁を温め、12時30分からは、車に乗せてばば達と一緒に走っただけの
お弁当を広げて食べた。
じじが「いつもの時間だね」だって。
せっかく準備したお弁当や飲み物、おやつはいったい何だったの?
ばば達とドライブしただけ。
でも、犬田布岬の芝生の上を歩いたり
アマサギと牛の共生関係を教えてもらったり、無駄ではなかったね。
家から半径200メートル以上動くことが滅多にないばばだから、
良い気分転換になったかな?
それにしても、徳之島って正味2時間もあればグルッと
外周を一周できるってことが改めて分かった。
2時間のうち、1時間半はじじの撮影の邪魔にならないように
ひたすら無言で運転した今日のドライブ。
何時もとちょっと違うドライブだったなぁ・・・・

 

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ばば
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