夜中の救急車・この地から特攻隊が・・・・
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5月4日(火)曇
昨夜はなかなか寝つかれず、2時前まで起きていた。
すると・・・・・ピーポーピーポー。
ばばの胸がドッキンドッキン高鳴る中、音は我が家をほんの少し通りすぎた所で止まった。
ハッとして、そうぅと窓を開け、真夜中の道路を覗くと・・・
なんと!我が家から10メートルも行かない道路の真ん中に
男性が一人仰向けに倒れ、足だけ立てている。
靴下をはき、革靴を履いているように見える。
その横では一人の男性が、倒れた人の体をさすっている?ような・・・。
少し前、人の話し声が聞こえたような気はしたが、
酔っぱらいのような騒々しさもなかったし、急に気分でも悪くなって道路に倒れてしまったのだろうか?
到着した救急車からは救急士さん達が3名降りてきて
低くしたベッドを道路に降ろし、それに倒れていた男性を乗せ
付き添っていた?男性も一緒に乗り込んで病院の方へ走っていった。
ちょうど道路の真ん中に横に倒れていたので、車でも来たら大変なことになっていたかも知れない。
詳細は分からないが、男性が無事であることを祈った。
昨夜何故、寝つかれなかったんだろう???
寝る前に、じじと特攻隊の若者達の話をしていた。
最近、浅間干潟へ行くことが多いじじ&ばばだが、
行く途中に旧日本軍陸軍の軍事滑走路があることを知らなかったばば。
保育所の敷地に隣接して慰霊碑もあったが、碑に書かれた文も詳しく読んでいなかった。
つい数週間前、干潟への道を走りながらじじが
「正にこの道路からも、特攻隊の若者が飛び立ったんだよ」と言うのでびっくりした。
特攻隊基地と言えば知覧が有名だが自分たちの身近にも・・・・・
今、連日テレビを賑わしているアメリカ軍基地移設問題。。。。。。
どのように決着するのかは予想もつかないけれど、
60数年前、この地から「お国のために」という大義名分で罪も無き、前途有望な若者が
飛び立った。彼らは、特攻機に乗り込んだ瞬間、機が離陸する時、飛行しながら
どんなことを考えただろう?
ばばの目前にまっすぐ続く道路。
彼らの機が滑走した同じ道を車で走りながらばばは胸がぎゅぅっと締め付けられるような深い悲しみと
憤りを禁じ得なかった。
改めて反戦の思いを強くしたばばだ。