りんごと塩鯖

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1月10日(日)曇り

昨日から家を1歩も出ない生活をしているばば。

夜中に咳が出るので、なるべく外気に当たらない方が良いだろうと・・・・

買い物は姉が一手に引き受けてくれ

じじの食事の準備も最低限に。。。。。ごめん!

ばば、子供の頃、病気になると嬉しかった。

学校は休めるし、普段は食べられない卵や塩鯖が食べられるし・・・・・

物の少なかった時代に幼少期を過ごしたじじとばばは

時々、幼かった日々のことについて話すことがある。

ばばが、今でも鮮やかに思い出すのは、S姉さんの鮮やかな手つきこと。

鮮やかな手つきで何をしたかって?

それはね・・・・・・・・・・

ばばが小学校低学年の頃なんて、調味料は量り売りだった。

あめ玉も一円で2個買えたよ。通称「五十銭飴」と言ってたけど、

今で言えばキャラメルのような色と形をしていたなぁ・・・・

そんな頃のある日、ばばは風邪か何かで学校を休んでいた。

すると、数件隣のS姉さんが遊びがてら家に寄ってくれ

お土産にりんごを持ってきたのだ。

すわっ、大事件です!

当時、りんごなんて見たことも食べたこともなかったもの・・・・・

S姉さんは、ばば母から包丁を借りると器用な手つきでクルクルりんごの皮をむき始めた。

細く細くつながって長くなるりんごの皮。

まるで,S姉さんがマジシャンに見えた。

その時食べたであろう、りんごの味は全然覚えていないが

S姉さんの鮮やかにりんごを剥く手つきと最後まで切れることなくつながった

りんごの皮の映像は何十年経ってもばばの脳裏から消えることがない。

ちょっと切ないなぁ・・・・・

次はじじの話。

じじも、幼い頃は病気になると嬉しかったそうだ。

「少しでも早く元気になってもらおう」と普段食べられない物も食べさせてもらえるから・・・・・

じじは、特に塩鯖が大好きだったそうだ。

今は、よっぽどのことがない限り、じじが塩鯖を食べることはないけれど、

あの塩加減はご飯が何杯でも食べられるのよね・・・・・

ある日、じじは風邪か何か病気で学校を休んだ。

すると、お母さんが昼ご飯は、塩鯖とご飯を枕元に持ってきてくれたそうだ。

じじは、熱があって学校を休んでいたにもかかわらず

塩鯖をおかずにご飯をどんぶりで7杯もお代わりして食べたそうな・・・・

これも切ないねぇ・・・・・

今は、食べたいと思えばほとんどの物はすぐ手に入る環境にいるじじとばば。

りんごも、産地からお取り寄せしてお腹一杯食べられるし

塩鯖も、すぐ手に入れて食べることが出来る。

だから、食に関しても「あれが食べたい!」という強い欲求はない。

「食べたい、食べたい」と長い間願い、やっと食することが出来た時の喜び

あの感動を、今の時代でも経験してみたいな・・・・・

とりあえず・・・・ばばが一番食べたい物って何?

うぅ〜〜ん、なあんにも思い浮かばない。

 

とりあえずは、明日こそ「100%元気ばば」復活して

じじの好きな野菜料理でも作りましょうか・・・・・

 

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