Fさん、奇跡をありがとう!

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7月24日(木)雨後晴れ

朝のうちは横殴りの雨。

でも、時間の経過と共に天気は回復。

徳之島経由で奄美市笠利町に日食観察に出かけたSさんが、

9時の飛行機で帰島する。

昨日のあの天気では笠利町も日食観察は不可能だったのでは・・

とヤキモキしていたが、夕べ、テレビニュースで

笠利町では部分日食ながらほぼ観察できたと報道されていて

ホッと胸なで下ろしたじじとばばだった。

飛行機から降り立ったSさんの今日の徳之島在島は僅か3時間ちょっと。

12時過ぎには又発ってしまう。

この時間にどうしてもSさんにアカショウビンを見せてあげたいと

じじとばばは空港へ行く前に先日アカショウビンが飛び立った海岸沿いに行ったが

天気も悪くカラスがたくさんいて他の鳥は見つからなかった。

仕方ないかな・・・とアカショウビンは諦め

先日約束してあった友人宅へ「リュウキュウコノハズク」の撮影に向かった。

鳥かごに可愛いリュウキュウコノハズクが居て、

Fさんが鶏のササミをちぎって指に乗せてあげると美味しそうに食べていた。

その後、カゴから出したコノハズクを撮影したりしてしばらく時間を過ごした。


その後、先日じじとばばがアカショウビンの飛び立つ姿を確認した場所へ

Fさんも一緒に行ってくれるという。

しかし・・・・やはりアカショウビンは現れない・・・・・

すると,Fさんが「じゃ、○○へ行ってみましょう。あそこならいるかも知れません」と

ばばと車の運転を代わり、近道で、とある場所へ案内してくれた。

周囲に松の木が生い茂った駐車場に着いた。

シ〜〜ンと静まりかえって鳥の姿は見えない。

諦めかけたその時・・・坂道を上っていたFさんが、「居た!居た!」と手招きした。

急いで指さすFさんのそばへ走って行くと(ばばだって時によっては走るんです)・・・・

なんと、アカショウビンならぬ天然記念物のアカヒゲが二羽も!!!!

ばば達の僅か数メートル先の木に留まっている。

一匹はまだ雛らしい。

あちこち飛び回りポ−ズをとり、さらにはホバリングまでしてくれた。

20数年、写真を撮り続けているFさんでさえこんなシーンは見た事がないそうだ。

信じられない!奇跡のようだ。

ばばも興奮して、「Sさん、こちら、こちら」

「見えますか?ホラ、あの木の横」

「今度は木の裏側」・・などとついつい声を出してしまった。

Sさんとじじは場所を変え、アカヒゲを追い続ける。

夢ではないか????

何という幸運。

もう充分・・・と思えるほど写真を写したじじとSさん。

もうすぐSさんの乗る飛行機の到着時刻だ。

Sさん、じじ、ばば三人で何回も何回もFさんに御礼を言った。

正にF様々、神様・・・という心境。

飛行機は少し遅れたが,Sさんは無事出発した。

Sさんの「徳之島滞在時間」は、来島から累計してもほぼ一日と、ちょっと。

その間、サンコウチョウ・リュウキュウコノハズク・アカヒゲと撮影に成功!

(下の写真はサンコウチョウ・「この鳥の鳴き声は12時来い来い来い」

と聞こえるとじじがばばに教えたが、これはじじが加計呂麻にいた時

子どもたちが教えてくれたそうだ。しかし、本当はサンコウチョウの

サンコウとは日・月・星の三つの光で鳴き方も「日・月・星、ホイホイホイ」って

じじは言うが真偽のほどは定かでない)

Fさんが、「Sさんの人柄がこの幸運を呼び寄せたんですよ」と言ったが

ばばも本当にそう思えた。

Sさんに喜んでいただけ、またじじばばもたくさんの懐かしい人たちと再会でき

貴重な写真が写せ至福の数日間だった。

ばばは今回のSさんとの出会いで、

人と人の出会い、巡り合わせの奇跡?(大袈裟?)を感じずにはおれなかった。

今日お世話になったFさんは、10数年前に家族ぐるみで知り合った方だ。

Sさんが日食観察に飛んだ日の空港で偶然Fさんと会い、会話をしなければ

今日のアカヒゲ撮影は出来なかったし、

また、Sさんが徳之島経由で日食観察を計画しなければ

勿論Fさんと関わる事もなかっただろうしアカヒゲ撮影も出来なかっただろう。

 

人生たくさんの出会いがあるけれど、

その中には「宝物」となる出会いもある。

そういう出会いがこれからもたくさんありますように・・・・

そのためには、まず自分がきちんとした生き方をしていかなければ・・・ね。

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