１０人中１０位のばばでも

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バナナ、マスクの次は？？？？

テレビの影響って大ですね。。。。。。。

「朝バナナダイエット」のブームで

店頭からバナナが消え、新型インフルエンザ騒動でマスクが消え。。。

今度は何が消えるのでしょうか？？？？

ばばも、ブームにはすぐ飛びつくタイプですが・・・・

バナナダイエットには飛びつきませんでした。

マスクは、賢い妹からのアドバイスでじじを急かし買っただけで・・・・

マスクは５０枚入りを箱で買って、１０枚くらいしか使っていません・・・・

でも、「備えあれば憂いなし」と諺にもある通り

マスクはきっと役立つ日が来るでしょう。

ブームに飛びつきやすいばばと書いたが、

さて、ばばが「今、まさに飛びつこう」としているのが？？？？？？？？？

「スロージョギング」なるもの。

先日、NHKの「ためしてガッテン」という番組の内容は

「スロージョギングが、いかに体に良いか」というものだった。

見ている途中からばばは家の中を走り回りたい気分になったよ。

だって、このジョギングの効能たるや

血圧が正常になる。

血糖値が下がる。

クヨクヨ考え込まなくなる。

やる気が出る。

夫婦仲良くなる。

１０?くらいのマラソンが完走できるようになる。

息が上がるほど速く走ってはいけない。

・・・と、良いことづくめではありませんか？

やり方も、ゆぅ〜〜〜くり、ゆぅ〜〜くり周囲の景色を眺めながら

相方がいればおしゃべりしながら、あごを上げ加減に走ればいいらしい。

おまけに、疲れたら歩いて、又走ればいいと。。。。

考えてみれば「ばばの走るシーン」はいつも惨めなものだった。

特に、加計呂麻の児童数７名・教員数６名の学校で

２校時の終わりに毎日「体力作り」と称して１?くらい走っていた。

学校の前の道を走るのだが、行きはゆるい上り坂。

高学年の子どもたちやばば以外の教員が折り返してくる頃、

ばばは、やっと３００メートル地点くらい。

道には集落のおじいちゃんおばあちゃんが出ている時もあり、

みんなで「ばばちゃんがんばれぇ〜」と声援を送ってくれ

折り返してばばとすれ違う子達は「ばばちゃんファイト！」と

ハイタッチをしていく。

もう、この後は書く必要もないくらい結果は分かり切っている。

走るのは子ども7名、教員はばばを入れて３名の担任で計１０名。

ばばは、年から年中１０人中１０位。お見事！！

３年間の単身加計呂麻暮らしは夢のように楽しかったが

唯一、苦しかったのは、この「走れ走れ」と称された体力作り。

僅か１０分ぐらいの時間ではあったが、ばばにとっては苦痛以外の何者でもなかった。

３年間、ほぼ毎日１?走った事で、良いことが何かあっただろうか？？？

目には見えない何か効果があったはずと思わないと・・・・

走るのが大嫌いなばばだが「スロージョギング」なら出来そうだ。

だって、傍目には「何じゃ？ありゃ？」と思われるような走り方で良いもの。

でも・・・・・

やっぱり、見る人は「なんて、走りをしているの？」と思うはず。

出来れば、人目のない所で走らなくちゃ・・・

そうか！夕方の散歩時、上り坂は歩いて、平坦な道と下り坂を

「スロージョギング」すればいいじゃない！名案、名案。

それで、昨夕、日中の雨は何処へやら・・・と言うくらい晴れたので

じじと二人で最短コースの散歩へ出発。

じじがいつも鳥の写真を撮る場所あたりから平坦になるので

ばばは、スロージョギングに挑戦。

あごは上げ加減に・・・・ニコニコ笑いながら・・・・

ゆぅ〜〜〜くり。ゆぅ〜〜くり・・・

しかし何故か体が重い。

そうか、ウエストバッグの中に色々な物を入れているのだが

それを体の後に回しているので、体が後に引っ張られるようで

前に進みにくい。

せっかく、ジョギングでじじより先に行こうと思ったのに

あっという間に普通に歩いているじじに追いつかれてしまった。

仕方がないので、じじが歩くのに合わせてジョギングするのだが

すぐに立ち止まりたくなる。

どうして？

どうして？

「ねぇ、じじ〜。つま先で走るんじゃないよね」と言うと

じじは「踵をしっかり付けて走るんじゃなかった？」と。

せっかくテレビを見たのに、途中台所に立ったりして細かい所は見逃していたな。。。

毎日、早朝、海岸までジョギングしているじじが言った。

「海岸でも、早速スロージョギングしている人がいたよ」って。

今後、亀津の海岸通りや農道で「不思議な集団」が出没するかも知れない。

「やる気なさそうに、あごを上げ、ゆぅっくり、ゆぅっくり」はしる集団が。。。。ね。