あらぁ〜見てたのねぇ〜

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6月16日(火)雨時々曇り

朝からポツリポツリ・・・・雨。

もう少し雨が欲しいな(何を基準に?)と思っていたばば

嬉しいな。

子どもの頃は、雨が降ると方言で「ユシ」と言われる

水路?に笹舟を作っては流し、その笹舟と一緒に走っていたっけ・・・・

又、カタツムリをたくさん捕まえては平らな所に並べて

走り競争をさせては喜んでいたなあ。

そうそう、水の流れている溝をせき止めて「ダム完成!」と喜んだり

本当に野生児?自然児そのものの幼い日のばば。

あの頃の自分が愛おしく感じられる。

ちょっと変??

今日は雨だけど、子どもの時のように外へ出て遊ぶこともしないし

散歩にも行けないかな???

昨夕は蒸し暑い曇り空の下散歩に出かけた。

ウスバハゴロモやリュウキュウ羽黒トンボなど、

 

とっても珍しい生き物を見て高揚した気分で歩いた。

いつもの事ながら家に帰る前に夕食の買い物をする。

お店に向かって姉と二人歩いていると、

花屋さんのお店の中から、誰かが声をかけたような気がした。

数歩歩いた後、振り返ってみると一昨年公民館講座で一緒だったKさんが

花屋さんの中の椅子に座っていて、ばば達に声をかけたのだった。

又後戻りして「久しぶりぃ〜〜」と挨拶を交わした後Kさんが

「この前は、何を大事そうに抱えて歩いていたの?」

「もしかして、子犬か子猫?」と言った。

この前、姉と二人で何かを抱えて歩いていたと言えば

そう・・・あの時のことをおいてはない。

恥ずかしいぃ〜〜〜。

中身がスカスカとは知らず、網袋入りのタンカンを二つも買って

気分は高揚、意気揚々。。

さすが、通行人に見られるのが恥ずかしいと

タンカンを自分が来ていた真っ黒のUVパーカーでくるんで

その上に帽子まで被せ抱きかかえ急な坂道の裏通りを

エッコラ、ヤッコラ運んでいた時のことだ。

だぁれにも見られなかったと思っていたのに・・・

あら〜〜見てたのねぇ・・・・

 

姉とばばの格好を傍から見ていた人は

さぞかし、おかしかったでしょうね。。。

当の二人でさえ、あの時のことを話しては

今でも笑い転げているくらいだもの。

 

「天網恢々疎にして漏らさず」って言うよね。

別に悪いことをした分けじゃないけど、

何だか気恥ずかしい。。。。

Kさんは、重ねて「ネェ、何をあんなに大事そうに抱えていたの?」

ってきくけど、いくらばばでも恥ずかしすぎて

「タンカン抱えてたのよ」とは言えず、

「大事な大事な宝物!」と言って誤魔化したけど、

やはり普段とあまり変わったことはしない方が良いなぁと改めて思った。

 

あと一つ、最近こういう事があった。

どっちが悪いと思う???

ばばと姉は自分の畑を綺麗にしておこうと

周囲の草を刈り払い、除草剤まで撒き、切った木の枝は燃やして

綺麗に片づけてさっぱりとしていた。

ところが、数日後行ってみると、ばばと姉があんなに綺麗に片づけたのに

ばば達の畑に大小の木の枝が山のように積み上げられている。

運んだのは、隣接する畑の主と睨んだ。

だって、切られた木の枝と同じ木があるのはその畑だもの。

そして、隣の畑は散髪されて綺麗になっているんだもの。。。

頭に来たばばと姉。

すぐさま行動に出た。

積み上げられた木の枝をせっせと隣の畑に投げ込み、

自分の畑を元通りにさっぱりさせ、そして、知らぁ〜ん顔して帰ってきた。

2,3日後、隣の畑の主から電話がかかってきた。

内容は「うちの子が勝手に木の枝をお宅の畑に積んでごめんなさい。

お姉さん(ばば姉)が、木の枝をうちの畑に戻してあるようだけど

枯らして、きちんと焼いて灰の始末まできちんとするから

木をお宅の畑で焼かせて下さいませんか」だって。。。。

(何で、わざわざばば達の畑で焼くの?

自分の畑の隅っこで焼けばいいでしょう。。。)って

口から出かかったけれど、グッと飲み込んで「いいですよ。どうぞ」と答えた。

今日、実家に行くついでに隣接する畑の主の家に用事があり寄った。

そこの方は姉に向かって

「ごめんね。この前はうちの子があなたのうちの畑に木の枝を積んで。。。。。。」

と前日と同じことをくどくど話し始めた。

姉は表情には出さなかったけれどイヤな気分だっただろうな。

車に戻りながら(どうして姉さんだけに謝るのかなあ。

だって、ばばと二人で木の枝は投げ返したんだよ。

姉さんの姿だけ隣の人は見たのかなあ)

とばばは言った。

車に乗ってからも、ばばは何だか腹が立ってきた。

だって、そうでしょ。

人が綺麗にしたばかりの畑に黙って木の枝を積む人が悪いよね。

その枝を持ち主の畑に投げ返したからって何が悪い!

投げ返したって書いたけど、本当はこれでも気を遣って、

畑の隅っこの邪魔にならない所にばば達は積み重ねたんだよ〜。

ばば達の畑をゴミ捨て場にして欲しくないわ!!!

 

隣の畑に木の枝を投げ返した姿を見られたのは姉だけなのか?

それとも、本当はばばと二人見たのに、

ばばが怖いから、暗に「姉だけ見た」と言うのか?

隣の畑の主と会ったばかりに、

ばばの気持ちまでどんよりした天気のように鬱陶しくなってきた〜〜。

いけない、いけない、スマイル、スマイルでしょ、ばば〜〜。

教訓!「自意識過剰はいけないけれど、いつも誰かがあなたを見ているよ。」

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