懲りない○○???

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6月9日(火)晴れ 

昔・・・・・もう大分前、安部穣二さんさんの「塀の中の懲りない面々」

という本が出版さればばも、すぐ買って読んだ。

刑務所にいる、罪を犯した人たちが主人公の本だ。

一回犯罪を犯し、刑務所に入って、罪を償い出所するが

又、罪を犯し刑務所に戻る・・・・

今日の懲りない人は、ばばと姉。

過日、散歩に向かう途中、季節外れのタンカンを見つけ

その値段の安さに狂喜して二袋(10?前後)も買って、

人に見られるのが恥ずかしくて、わざと遠回りをし

急な坂道を「エッチラ、オッチラ」汗タラタラで運び・・・・・

その苦労も報われず・・・・・・

ボールに浮かべた蜜柑は見事にみんなプカプカ浮いた。

「次こそ、きっとジューシーな蜜柑・・・」と祈りながら剥いては

次々とじじに「ハイ」と渡し・・・・・・・・・・

(もう時季外れタンカンは買わない)と決めたばばだったのに・・・・

又、買っちゃったんです〜〜。

少し散歩のコースが変わって、

いつも、タンカンを販売している無人市場前を通っている。

過日の失敗を繰り返すまいと思うものの、販売所の前に来ると

つい覗いてみる。

ついでに網ごと持ち上げてみる。

「ネェ、この間のより重いと思わない?」と言いながら・・・・・・・・

もう何週間も経ったから、重さなんか覚えてもいないのに、

何故か目の前にある網入りのタンカンはジューシーに見えてくる。

そんな日が何日も続いて・・・・・・・・

今日は、姉が散歩途中で「蜜柑食べたいね」と言った。

「でも、夏ミカンは酸っぱいしね」とばばは応えた。

じじが今日も「アカヒゲ」か「特ダネ」を狙って

ばば達とは逆の方に歩いていったのでばば達は

そのままいつものコースを辿った。

そして、又いつもの無人販売所前に・・・・

姉とばばの足はしぜんに販売所に近づき、例によって例の如く

「今日のは新鮮そうじゃない?」

「持ち上げてみたら分かるよ」

「アッ。今日のは確かに重いよ」

「本当だ・・・買おうか?」

「あれっ、二袋で300円だって」

「この前より、安くなってるねぇ」

「じゃ、一人150円ずつ出して買おうよ」

「そうしよう」と合意。

150円ずつ料金箱に入れ、準備の良い姉は蜜柑を布製のエコバッグに入れ

刺身を入れる小さなバッグしか持っていないばばは、

販売所に置かれていた大きめのビニル袋をもらって入れた。

今日は一袋ずつ買ったが、気のせいか前回より確かに重く感じるぞ!!!

「やはり、中央通りを歩くのは恥ずかしいね。」

「又、この前と同じ坂道登って帰ろうよ」とまたすぐ合意。

「エッチラ、オッチラ」と急な坂を登るばばと姉。

「この前は途中で蜜柑を剥いてスカスカでがっかりしたから

今日は家に帰るまで蜜柑を剥かないようにしよう」と言いながら

坂を登った。

途中で姉と別れ、我が家を目指した。

階段を上がって玄関にたどり着いて、フゥ〜〜と一息。

じじはまだ帰っていない。

玄関に蜜柑の袋に日除け用のパーカーを被せて置き、

ばばは、買い物に。。。。。

約20分後帰って、家に上がるや帰ってパソコンに夢中のじじに

「じじ〜、又タンカン買ってきたよ〜〜この前より安くなってたよ〜」と誇らしげに報告。

「あぁ、そう〜〜」と乗ってこないじじ。

ばばはすぐにタンカン2個を出して、まずボールに水を入れ浮かべてみた。

(沈んでくれぇ〜〜〜)と祈りながら・・・・

結果は?

ざんねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!

見事に浮いてしまいました。ハイッ。

でも、もしかしたら、もしかするかも・・・と気を取り直し

一個は仏壇に供えて、一個は剥いてみた。

アレッ??もしかして「ジューシー?」

と期待させるほど、汁気がありそうに見えた。

でも汁気がありそうに見えたのは、木に付いている時、

一番下になってる部分だけ。

そう、ヘタとは反対側の、それも一部分だけ・・・・

その僅かな部分は確かに汁気がある。

でも、お世辞にも旬の時期のタンカンの味とは雲泥の差。

20個近く入っているけど、全部似たり寄ったりだろうな。。。。

やっぱり、失敗だったかぁ〜〜〜

 

安くても飛びつかないぞと「声高らかに?」先日宣言したのは誰だっけ?????。。。。

懲りないばば。。。。

 

 

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