マスク狂想曲
5月22日(金)曇り時々晴れ
夕べテレビのニュース速報で京都でも
新型インフルエンザの患者が出たと言っていた。
ここ数週間、「新型インフルエンザ」という言葉を聞かない日はない。
「国民の一大事」!っていうくらいの重みのあるニュースか?
あまりに騒ぎすぎという感がないでもないが・・・・・・
用心するに越したことはないと思うけれど
あまり神経質にはなりたくない。
さて、毎日病院通いのじじとばばだが、一昨日までは病院へ行っても
マスクをしている人はほとんどいなかった。
病院の職員でさえも、マスクをしている人はそんなに多くなかった。
ところが、昨日、昼病院へ行ってきたじじが
「オイ、今日からマスクしないと病院へは入れないよ。
マスクをしていない人は入り口でマスクを購入してからしか
院内に入れないよ」と言った。
ばばは、もう大分前から院内ではマスクをしていたので
何とも思わなかった。
しかし、夕方、いつものように病院へ行くと・・・・・・・・・・
何と、入り口に長机が二つ置いてありその上には消毒薬も置かれている。
そして、「院内へはいる時は必ずマスクをしてからお入り下さい。
マスクをしていない人は院内へ入れません」という張り紙が。。。。。
ばばは入り口へ近づいたときにマスクはバッグから出して手に持った。
そして、入り口でマスクを呈示して中へ入ろうとした。
すると、後から呼び止められたので「何で?」と思い振り返った。
「手を消毒して下さい」と言われるのかと思いきや、
「マスクをしてから中へ入って下さい」と言われた。
あっ、なるほど〜〜〜。
昨日までばばは病室へ入ってからマスクをしていたが
それではいけないのだ。
一歩、病院へ入ったらすぐマスクをしなければ。。。。。
言われた通りマスクをして入っていくと・・・・
あの人も、この人も、大人も子どもも・・・・みんな、みんなマスクしている。
待合室だけで3,40人の人がいて受付にも何名かいるが
誰も彼も、マスクをしている。
ばばは、こんなにたくさんの人がマスクをしているのを
初めて見たのでびっくりした・・・と言うより
何か異様な気がした。
スーパーやコンビニの店頭からはマスクが姿を消し
「マスク・マスク・・」と騒いでいる。
まるで数十年前のちり紙が店頭から姿を消したオイルショックの時のようだ。
この新型インフルエンザ騒動、いつまで続くのだろう。。。。。。。