じじがパンを買えば・・・・・

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4月12日(日)晴れ

ばばは、ほぼ3日おきにパンを買いに出かける。

買うパンはここ5年ほど決まっていて毎回同じ食パンだ。

今日は、たまたまパンが焼き上がる時間に

じじが用事でお店の近くを通るので、お願いして買ってきてもらうことにした。

じじが出かけて約1時間半後「ただ今〜〜」とじじは帰ってきた。

そしてパンの袋をテーブルの上に。

ばばは、昼食の準備を終え、じじに声をかけるついでに

テーブルに置かれたパンの袋を見た。

「んん????いつもより大きいぞ」と思えたので

袋を開けて覗いてみた。

そして次の瞬間!「なんじゃ〜〜〜こりゃ!!!!」

だって、いつも7枚入っているはずなのに、遙かに枚数が多いぞ!

おまけにパンの形がぜぇ〜〜んぶひしゃげている。

ばばは、無惨にひしゃげたパンを見ながら

あまりのいびつさに笑いがこみ上げてきて止まらなくなってしまった。

 

笑いながらパンを抱えてじじの部屋へ行って

「じじ〜〜何じゃこりゃ!このパンの形、見てよ!」と言うと

じじも笑った。

じじがお店に行った時、パンは台に並べられていたが

その時点で、既にシャキッと立ってはなく、ひしゃげて傾いていたそうだ。

(ははぁ〜〜焼きたてで柔らかすぎて、うまく切れなかったんだな?)

と、ばばは納得。

しかし、枚数がやけに多いのは、なぁ〜〜〜ぜ??

「じじ〜このパン、誰か他の人が注文したパンじゃなかったかな?」と

ばばは聞いてみた。

じじはすぐ、パンを買ったお店に電話をした。

「ついさっき、パンを買った者ですけど、

パンの枚数がいつもより多いんですけど・・・他の人と

間違えたのではないでしょうか?」。。。。。。。。と。

しばらくして電話を切ったじじに、ばばは聞いてみた。

「お店の人、何て?」

「間違いではなくサービスだって」とじじ。

「でもこの切り方ひどいよね。」とばば。

「枚数が多いし、きっと美味しいよ。気にしない気にしない。

お昼にも1枚食べてみようかな?」とじじ。

「えぇ〜〜っ、せっかく牛丼準備したのに。牛丼とパン食べるの?」とばば。

じじと会話しながらも、パンの形のいびつさに

ばばは笑いがこみ上げて仕方がない。

ばばは、記念に残しておかなくては・・とパンをテーブルに広げ

カメラを持ち出した。

1枚、2枚・・・・・・何と12枚もある。

記念撮影?が終わると早速じじはパンの1枚を取って食べていたが

不味いのかすぐにテーブルに戻した。

ばばは笑いながら(しばらくこのまま広げておこう)と

パンは置いたまま、じじの前に昼食を並べた。

 

じじは、食事をしながら自分の推理を話した。

「じじが見た時、棚の上にパンは2本乗っていた。

でも、その時点で不格好に歪んでひしゃげていた。

一応、お店の人は、じじの注文通り一本のパンを7等分に切ろうとした。

しかし、形が潰れている上に柔らかすぎて、うまく7枚に切れなかった。

そこで、2本目のパンを又7等分しようとしたが、やはり、うまく切れなかった。

そこで、一本分はおまけしてくれたのだろう・・・・・・・・」と。

 

そっかぁ〜〜〜〜。でも、生地が押し固まったようで、

あまり美味しそうではないなぁ〜。

しかし、イースト菌にはうまく発酵するために微妙な条件があるらしいし、

たまたま少し生地が柔らかすぎたのだろうね。

お店の人を責めてはいけないね。

たくさんたくさん笑わせてもらった分でも良いよね。

 

ばばは、パンの観察を続け(と言っても、見ては笑い、見ては笑い・・の繰り返し)

じじは食事を始めた。

・・・と同時に、母が上がってきた。テーブルに広げられたパンを見て

「どうしたの?こんなにたくさんのパン?」と不思議そうな母。

 

そこで、かくかくしかじか・・と事情を説明。

そして又ひとしきりわらって、母にも、ひしゃげたパンを3枚、お福分け。

(お裾分けとは、身分の高い人が低い人に何か分け与える時に使う言葉だと

過日ラジオで聞いたので、敢えてお福分けと書きました)

 

たかが食パン、されど食パン。

これまでも何回かパン騒動についてはブログにも書いてきたが

じじとばばと、この○○食パンには何か因縁があるらしい・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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