不良患者

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4月11日(土)晴れ

ばばは月に一回、定期的に病院へ行く。

血の巡りを良くし頭を良くする????薬をもらうためだ。

薬を飲みながら毎日体調に記録を取りグラフを作って

受診日には持って行く。

4月から11月頃までは記録の数値も良いが

寒い12月から2月頃まで数値が上がるので先生が

 

「寒い間だけ夜も薬を飲んでみましょうか?」と

薬を増やしたのだが・・・・・・

 

朝は、きちんと薬を飲む。

絶対の見間違いがないように薬の上に日にちをはっきり書いてある。

仕事をしていた頃は朝バタバタして出勤するので

月に数回飲み忘れがあった。

不思議なもので、気づかなければ何ともないのに

「あっ、薬飲み忘れてた!」と気づいたら気になってしょうがない。

そして落ち着かない。

一回くらい飲み忘れたからってどうって言うこともないと思うけど・・・・・

そこで、念のために必ず筆箱の中に一回分は薬を入れておくことにしていた。

 

今は食事の時に必ずテーブルの上に薬も出しておき、

飲み忘れることはなく、また「薬を飲むこと」を自分に義務として科している。

しかし、夜は・・・・なぜか薬を飲む気になれない。

良く飲み忘れた。

しかし、気づいてみれば薬を飲んでも飲まなくても

数値は変わらないと言うことに気づき、

いつの間にか勝手に薬を飲むのを止めていた。

 

診察に行っても先生はグラフを見て「良いですね」の一言。

ばばも夜の薬服用を止めていることは黙っていた。

先月、診察の後、薬局に薬をもらいに行った時

薬剤師さんが「体調はどうですか」と尋ねるので

「いいです。」と答えた。

すると「今月もまた夜の分も薬が出ていますね」と言うので

「寒い間、飲みましょうと、先生は仰ったんですけど

実は、夜の分は飲んでないんです」と話すと薬剤師さんが

「じゃ、夜の分は薬残っているんですね。

では、今月は夜の分は止めておきますね」と言ってくれた。

 

そして、今月、又先生も夜の薬服用のことには触れず

ばばも自分から言うのをすっかり忘れていた。

そのまま薬局に行き、又薬剤師さんが

「今月も夜の分が出ていますね」と言うので

「実は夜は全然飲んでなくて、グラフを見てもらったら

先生は、良いですねって仰るんです。と言うことは

夜は飲まなくても良いってことではないでしょうか」と質問してみた。

すると、薬剤師さんが病院に電話を入れてくれた。

ばばは、もう一回、先生が「病院に戻って来なさい」と言うのではと

ドキドキしながら待っていた。

すると、折り返し先生から電話があり「夜の薬は止めても良いです」だって。

勿論、先生からの呼び戻しもなかったけど・・・・・・

 

ばばって、不良患者だなあと自分で思った。

一方、なるべくなら薬は飲みたくないばばだから

命に関わる重要な薬でもないし、数値も変わらないしと

勝手に薬を飲まなかっただけだが、大事な薬はちゃんと飲むよ。。。。。。

 

でも、ばばは思う。

人間の体の中の病気なんて、はっきり分からないのも多いんだろうなと。

ばばは、3年前、指が痛くて1日違いで二つの病院で診察を受けた。

最初の病院では「骨折です」と言われ大袈裟に添え木までされた。

指そ骨折するようなこともしてないはずなのに

病院で言われたら仕方ないかと

添え木もしたまま車を運転し通勤した。

職場でも大袈裟なばばの手を見てみんな心配してくれた。

 

(どうしても骨折とは思えない。他の病院でも検査を受けてみよう)

と、次の日は別の病院に行った。

そして「バネ指です。手術をしないと治りません」と宣告された。

そして、親指と人差し指の間に気絶しそうなほど痛い、大きな注射をされた。

ばばは、何とか手術をしたくないと、ずっと病院に行かなかった。

 

そして、5ヶ月ほど経つと、いつの間にか治っていた。

 

ばばは、病気の時は勿論病院へも行くが、

(あまり信用しすぎるのもなあ)と今までの自分の経験から思ったりもする。

ちょっと素直でないなあ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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